阪急交通社は、国内旅行と海外旅行に分けて行ったアンケート調査結果を2月15日に発表した。同調査は、2023年12月13日~20日の期間、大学生時における学生旅行の経験がある19歳~26歳の学生328人を対象にインターネットを用いて行われた。
学生旅行・卒業旅行では、国内、海外のどちらに行ったことがあるか尋ねたところ、「国内(のみ)」が一番多く、74.4%となった。また、「海外(のみ)」(11.3%)、「海外と国内両方」(14.3%)となり、学生旅行で海外に行ったことがある割合は、25.7%だった。
学生旅行・卒業旅行で行ったことのある都道府県を調査したところ、1位は「東京都」(35%)となった。次いで、2位「大阪府」(33%)、3位「京都府」(27%)、4位「北海道」(26%)、5位「神奈川県」(20%)と続いた。
学生旅行・卒業旅行で行ったことのある国・地域を調査したところ、1位は「イギリス」(31%)となった。次いで、2位「フランス」(29%)、3位「イタリア」「韓国」(24%)、5位「台湾」(21%)、6位「シンガポール」(19%)と続いた。
学生旅行・卒業旅行で重要視する項目について聞いたところ、1位は「価格の安さ」で64%となった。まだ金銭面で自由が利きづらい学生にとって、価格は第一の基準になりやすいと同社は考える。
以降、2位「食事のおいしさ」(38%)、3位「見られる景色」(36%)、4位「経験できる内容」(34%)、5位「治安の良さ」(32%)続き、いずれも僅差ではあるが、旅先に求める項目では「食」が重要視される傾向にあるという。