テレビ朝日系ドラマ『おっさんずラブ-リターンズ-』(全9話 毎週金曜23:15~※一部地域除く)第8話「余命一か月の家政夫」が、きょう23日に放送される。
■田中圭×林遣都×吉田鋼太郎『おっさんずラブ-リターンズ-』
モテない独身ポンコツサラリーマン・春田創一(田中圭)、ピュアすぎる乙女心を隠し持つおっさん上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、イケメンでドSな後輩・牧凌太(林遣都)のピュア過ぎる愛を描き、世界で大ブームを巻き起こした『おっさんずラブ』(2018年)から5年、続編となる『おっさんずラブ-リターンズ-』では、アラフォーになったはるたん&牧の“夢の新婚生活”を描いている。
先週放送された第7話は、武蔵が病院で余命宣告を受けるというまさかの展開で幕を閉じた。吐血に続き、余命宣告という信じられない事態の連続に、Instagramの番組公式裏アカウント「武蔵の部屋」の真っ黒な投稿には、「ダメだって、嘘でしょ」「部長とサヨナラなんて…絶対に嫌です!!!!!」「部長生きてーーー!」「信じない!」など、いつもの5倍以上となる1000件超えのコメントが寄せられる事態に。
■武蔵、エンディングノート書き始める
第8話では、「余命1カ月の家政夫」武蔵が、自分の人生を振り返りながら、残された時間をどう生きるのか考え始める。余命宣告を受けたことを胸にしまい、病院に付き添ってくれた元妻・栗林蝶子(大塚寧々)には笑顔を見せる武蔵だが、帰宅して、一人で呆然。「天空不動産」で大好きな春田と過ごした日々、永遠のライバル・牧とはるたん争奪戦を繰り広げたあの時間、そして家政夫として、姑として2人を見守ると決めた新しい生き方など、思い出が走馬灯のように駆け巡る。迫りくる大切な人たちとの別れを前に、苦しいほどの寂しさと孤独、やるせなさを感じながらも「エンディングノート」を書き始める武蔵。そこには“はるたんとやりたいこと(+牧も)”の数々が。
一方、メキメキと家事の腕を上げてご機嫌な春田。そんな春田の成長をほほえましく見守っていた牧は、「そろそろ家政夫さんに来てもらうの、やめませんか?」と切り出す。確かにもう部長がいなくてもやっていけるだろうと思い上がらも、春田は、「将来のために貯金もしたい」という牧の言葉に無性に寂しさを感じる。
■武蔵の異変を察した仲間たちが“最期のホームパーティー”開催
余命宣告を受けたことをひとり胸にしまい込む武蔵だが、蝶子は彼が無理して強がっていることに気付いていた。どうしようもなく不安な気持ちになった蝶子は、栗林歌麻呂(金子大地)に、武蔵の異変を打ち明ける。牧や荒井ちず(内田理央)、そして春田もまた、“武蔵が体調を崩して元気がない”ということを知る。武蔵が心配でならない春田らは、武川政宗(眞島秀和)の発案で、武蔵を元気付けるホームパーティーを開催。ワイワイとにぎやかに楽しい時間を過ごしながらも、その裏ではみんな武蔵のことが心配でたまらず……。“最期のホームパーティー”に込められた、残される者の想い、そして武蔵が残したい想いとは。
【編集部MEMO】第8話「余命一か月の家政夫」
春田創一(田中圭)と牧凌太(林遣都)の結婚式の日、人知れず吐血した黒澤武蔵(吉田鋼太郎)が病院で告げられたのは、「余命一カ月」という衝撃の真実だった。信じられない事態にぼう然とする武蔵だが、付き添いでやってきた元妻・栗林蝶子(大塚寧々)には、心配をかけまいと笑顔を見せる。そして帰宅後、“終活”について考え始めた武蔵は、“エンディングノート”を書き始める。そんな異変は露知らず、春田はメキメキと家事の腕を上げていた。掃除も洗濯も料理も、失敗しなくなった自分に超ご機嫌な春田。微笑ましく見守っていた牧は、「そろそろ家政夫さんに来てもらうの、やめませんか」と提案する。春田の成長のおかげで2人でもやっていけそう、かつ将来のための貯金もしたいという牧の言葉に納得しつつも、春田は無性に寂しさを感じる。その頃、「天空不動産」第二営業所は、第一営業所との統合が決まりドタバタモードに。和泉(井浦新)は春田を誘い、秋斗(田中圭/二役)の墓を訪れる。そして復讐を終えた今、天空不動産を辞めようと思っていると告げる。一方、昼休みに六道菊之助(三浦翔平)の移動式おむすび専門店「おむすびごろりん」にやって来た牧は、栗林歌麻呂(金子大地)から武蔵の異変について聞かされる。すると荒井ちず(内田理央)も、武蔵と偶然病院で出会った時に、「ストレス性の吐血」だと言っていたことを思い出し……。果たして「余命1カ月の家政夫」武蔵の運命は。