メルセデス・ベンツ日本は2月15日、ミドルサイズSUV「GLC」のスポーツモデル「AMG GLC 43 4MATIC」(BSG搭載モデル)」を発売した。2015年にデビューした「GLC」は、2020年と2021年にメルセデス・ベンツのベストセラーとなった人気のSUVモデルだ。

  • F1由来のエレクトリック・エグゾーストガス・ターボチャージャー採用で自然吸気エンジンのようなレスポンスを実現

オフロード性能が向上

2015年にデビューした「GLC」は、2020年と2021年にメルセデス・ベンツのベストセラーとなった人気のSUVモデル。全世界での累計販売台数260万台に到達している。

  • メルセデスAMG社の直列4気筒エンジンに電気モーターと48V電気システムを追加

「AMG GLC 43 4MATIC」(BSG搭載モデル)には F1由来の「エレクトリック・エグゾーストガス・ターボチャージャー」を採用し、自然吸気エンジンのようなレスポンスを実現。メルセデスAMG社でマイスターにより組み上げられた直列4気筒エンジンに電気モーターと48V電気システムを追加している。

また、ダイナミックなドライビング特性、サポートの精度を高めた安全運転支援システム、縦型の大型メディアディスプレイを搭載。

このメディアディスプレイには、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)全体の中から、走行に合わせて変化するコンテンツをユーザーのために取り出し、関連するサービスとともにMBUX情報アーキテクチャーに表示するゼロレイヤーデザインが採用されており、直感的な操作設定が可能となる。

  • リア・アクスルステアリング、トランスペアレントボンネットを標準装備

さらに、直感的な行先案内が可能なARナビゲーション、片側100万画素以上を誇るDIGITALライトによる効果的な夜間の視界確保や、良好な取り回しや優れたハンドリングを実現するリア・アクスルステアリングなど、フラッグシップモデルであるSクラス譲りの最新技術を多数採用している。

なかでもメディアディスプレイにクルマのフロント部分下方の路面の映像を映し出す「トランスペアレントボンネット」や、車両の傾き、路面の勾配等をディスプレイに表示する「オフロードスクリーン」も標準装備することでオフロード性能の向上も図った。

価格は1,170万円。