10人組のアイドルグループ・高嶺のなでしこが21日、東京・新宿の東急歌舞伎町タワーの野外ステージでメジャーデビューシングル「美しく生きろ/恋を知った世界」のリリースイベントを行った。

  • 前列左から涼海すう、松本ももな、東山恵里沙、籾山ひめり、城月菜央、
    後列左から村重杏奈、葉月紗蘭、星谷美来、春野莉々、橋本桃呼、日向端ひな

クリエイターユニット Honey Worksがサウンドプロデュースを務める10人組アイドルグループの高嶺のなでしこ。シングル「美しく生きろ/恋を知った世界」でメジャーデビューを果たしたこの日、約700人ものファンが駆けつけた東急歌舞伎町タワーの野外ステージでリリースイベントを開催した。同じ事務所の先輩でもある元HKT48の村重杏奈が進行役を務め、10人のメンバーがステージに勢揃い。雨が降りしきる中、デビューシングルの「美しく生きろ/恋を知った世界」、そしてHoney Works公式カバー楽曲でもある「可愛くてごめん」と「ファンサ」を披露した。

イベント後には報道陣向けの会見に応じた高嶺のなでしこと村重。雨にもかかわらず熱いライブパフォーマンスを披露した籾山は「本日雨ということでファンの方々が寒い中待ってくださいましたし、立ち止まってくださった方もいてうれしかったです」とファンの反応に笑顔を見せて、「雨のライブは初めてでした。運が良くて今までは晴ればっかりでしたが、今日は珍しく雨でメジャーデビューは雨だったよねと思い出にもなるので、それも高嶺らしくてイイなって思います」と前向きだった。

また、イベント中には4月に東京と大阪の2会場でメジャーデビューを記念したライブを、5月から開催予定の全国ツアーについても発表。籾山は「メジャーデビューだけじゃなくて全国ツアーのお知らせや私たちが密かに夢だったステージにも立てることが決まったので、これからが楽しみだなと思います」と目を輝かせ、「結構大きな場所だと思うので、ファンの方々に来ていただきたいです」とアピールした。

最終的な目標を「2年目ということで武道館の夢を達成しないといけない年になってくるので、そこに向けて全てのホールをソールドアウトできるぐらいの勢いを持っていきたいなと思います」と力を込めた籾山。そんな彼女たちを結成前から見守ってきたスペシャルサポーターの村重は「本当にみんな最初の頃はあどけない感じもあって可愛かったんですが、結構久しぶりに会うことが多くて、会う度にみんな成長しています。歌唱力はもちろんパフォーマンス力もどんどんあがっていて、これは日本のトップを穫るアイドルになるんじゃないかと思います」と今後の活躍に太鼓判を押した。

さらに、アイドルの先輩として「アイドルにすごい大事だと思うのは、メンバー同士の仲の良さ。最終的に仲良いというのが一番の団結力に繋がります。女の子が集まると嫌だな~とか日によってこの子今日どうしたのかな? とか思う日もありますが、それでもみんなでカバーしあって仲良く目標を達成して欲しいです」と語った。

「反面教師?」と報道陣が問い掛けると「HKT48はめちゃくちゃ仲良かったんです。村重もグループが最高だと思って卒業できたので、みんなもアイドルを卒業する日が来たら最高だったと思って卒業して欲しいですね」とアドバイスを送っていた。