JR東日本高崎支社は21日、上毛高原保守基地にて線路・架線・トンネル等のメンテナンスに使用している保守用車の見学と保線作業の体験ができる「上毛高原保守基地見学ツアー」を3月23日に開催すると発表した。

  • 多機能保全車(イメージ)

  • 確認車(イメージ)

  • トンネル点検車(イメージ)

  • 軌道モーターカー(STARS編成)(イメージ)

新幹線の保守用車を主役にしたイベントは高崎支社で初とのこと。架線の検査や取換作業で使用される「多機能保全車」、始発列車の運行前に線路の異常や異物確認で使用される「確認車」、トンネルの検査や修繕工事で使用される「トンネル点検車」、トンネルの耐震補強工事で使用される「軌道モーターカー(STARS編成)」を展示する。

レールのボルトを専用のハンマーで叩き、音の違いで緩みを発見する「打音検査」、線路の歪みやねじれ具合を確かめる「軌道検測」といった保線作業を体験できるほか、レールスター乗車体験、社員による軌道検測装置作業実演・温風融雪器動作実演など実施予定。記念品として、上越新幹線で使用していたレール(1cm程の輪切り)とレールを固定していた締結具を高崎新幹線保線技術センターの証明書付きでプレゼントする。

2月23日10時から3月15日17時まで、「JRE MALL」高崎支社にて申込みを受け付ける。参加費1万6,500円。18歳以上対象に15名を受け付け、定員になり次第、販売を終了する。