Culture Generation Japan(カルチャージェネレーションジャパン)が運営する石川県伝統産業市場変化対応支援事業「イシカワルクラフト」は、3月6日~7日に開催される「京都ギフトショー」に、石川県内の伝統工芸事業者24社と共に出展すると発表した。
石川県には江戸時代に花開いた加賀百万石文化が今なお息づき、多くの貴重な文化財や優れた伝統工芸、伝統文化が脈々と受け継がれている。伝統工芸においては、国指定、県指定、稀少伝統工芸を合わせると全36種、1,300を超える伝統工芸事業者が技術と文化を受け継ぎ、現在も事業を展開している。
「イシカワルクラフト」は、石川県産業創出支援機構の委託事業として、2022年から継続している同県内の伝統工芸事業者を支援するプログラム。2023年度は計24社の伝統工芸事業者が参加し、「掘り下げるコース」「拡張するコース」の2つに分かれ、専門家のアドバイスのもとさまざまな取り組みを行っている。
今回、同事業の集大成として、3月6日~7日に開催される「京都ギフトショー」へ出展することを決定。参加24社の中には能登半島地震の被災者もおり、会場参加のかなわない各事業者の商品や新たな提案の発信は、プログラムの運営チームが京都ギフトショー内でサポートを行う予定だ。
当日は、プログラムで取り組んできた新商品の開発やリブランディングなどを経て、ブラッシュアップした商品が並び、多種多様な工芸品と作り手の技術や思いに触れることができるとのこと。