3月20日公開の映画『映画おしりたんてい さらば愛しき相棒(おしり)よ』のひな祭りイベントが21日、都内で行われ、ゲスト声優の仲里依紗、キャンペーンソング「ODYSSEY」を歌ったNEMOPHILAのmayu、葉月、SAKI、むらたたむ、ハラグチサンが登場した。
シリーズ累計発行部数1,000万部を超えたトロル原作の大ヒット児童書シリーズ『おしりたんてい』。2018年12月からNHK Eテレでテレビアニメ放送がレギュラー化され、個性豊かなキャラクターや謎解き、「しつれいこかせていただきます」の決めゼリフと共に犯⼈を追い詰める必殺技、一度見たら病みつきになる要素が満点で人気を呼んでいる。本作は昨年の『映画おしりたんてい シリアーティ』に続く劇場版長編第2弾で、ゲストキャスター・スイセンの声を仲里依紗が担当。また、キャンペーンソング「ODYSSEY」をガールズヘヴィメタルバンドのNEMOPHILAが担当している。
劇中でスイセンの声を担当した仲は「『おしりたんてい』はうちの息子に読み聞かせたりして思い出があるので、今回のゲストに決まってすごくうれしかったです」と長男はもちろん夫・中尾明慶とともに出演を喜んだという。演じたスイセンというキャラクターについては「過去のスイセンと現在のスイセンという二面性があって、それがまた何があってそうなった? というレベルで違うんです。女の人って変わるんだなっていうところが面白かったです」と感想を述べながら「私も多分そう見られてるんでしょう? デビュー当時と全然違うから、この20年で何があったんだろうなって。これが普通なんですけどね(笑)」と語った。
本作で初めて映画とコラボレーションしたをNEMOPHILA。ボーカルを担当するmayuは「この楽曲を自分たちなりに自分らしく演奏しようとした時に、大きなテーマが愛だと思いました。今回の映画は色んな愛が大事だと思ったのでピッタリだと思いました」と満足げで、「(普段は)地獄ソングが多いんですが、"ゆるふわ"な壮大な曲が出来上がったと思います」といつもの彼女たちとはイメージが異なる作品も出来栄えには自信も見せた。
彼女たちの音楽を聴いているという仲は「"ゆるふわ"だと改めて感じましたし、何でも出来て皆さんすごいな~と思いました。でも、私はハードめなのが好みなんです。先程DVDをもらったので、テレビをちょうど買ったし楽しみます」と笑顔を見せた。
一足早いひな祭りのイベントということで、思い出に残るひな祭りのエピソードを問われた仲は「私は三姉妹で、実家では結構立派な雛人形を飾っていました」と明かし、「出身が長崎なので暖かいんです。そこでゴキブリがよくいたんですね。雛人形とともに。本当に田舎あるあるで、絶対にいるんですよ。見つけては『ママーーー!』と言って全部駆除してもらいました。その思い出ぐらいですね」とぶっちゃけトーク。続けて「本当にいるんですよね。レッドカーペットだからゴキブリもイイ気分でしょうね。映えますよ」と笑いを誘っていた。『映画おしりたんてい さらば愛しき相棒おしりよ』は、3月20日より全国ロードショー。