お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が17日、YouTubeチャンネル『NON STYLE石田明のよい〜んチャンネル』で公開された動画「【賞レース】石田がM-1の審査員を断る理由とは? /野田クリスタル(マヂカルラブリー)、石田明(NON STYLE)【野田クリスタル#4】」に出演。自身が『M-1グランプリ』決勝の審査員を務めることは「俺の中で絶対ない」と思う理由を語った。

NON STYLE・石田明

■『M-1』審査員は「俺の中で絶対ない」

同チャンネルには今回、マヂカルラブリー・野田クリスタルがゲストとして登場。さまざまなトークを繰り広げるなか、石田は「M-1のさ、決勝の審査員ってあるやんか?」と切り出し、「みんなノリか知らんけどさ、『石田さんやってくださいよ』みたいな感じがあるんやけど、でも俺の中で絶対ないのね」と打ち明ける。

続けて、「それはなんでかって言うと、芸人が喜ぶ審査員じゃないと俺は思ってるんよね」「いろんな人がおって、俺のタイプを埋められる上位互換の人はいっぱいいるわけですよ。M-1の審査員としての器の人たちで。ってなった時に、俺が入って、チャンスやと思う人もいると思うけど、一定数、毛嫌いする人たちも出てくるぐらい、そっち側に寄ってるから」と説明。「なので、すげー困るねん」と本音をこぼした。

すると、野田は「僕もわりと最近までM-1に出てた人間として言うと、じゃなきゃ賞レースじゃないと思うんです。そういう人がいないと」と反論。「いろんなジャンルの人がいなくて、例えばお笑いを追求した、芸人の誰もが『この人に褒められたい』って審査員が連なったら、もうやる必要ないと思うんです、そんな大会。だってだいたい審査わかるし、大会じゃなくなってくる」と持論を述べる。

また、自分の上位互換は他にもいるという石田の自己分析にも、「僕はね、石田さんのラインって石田さんが現状トップだと思ってますよ」と異論を呈しながら、「そのうえで、だからこそ石田さんは審査員をやるべきだと思うし、やる義務があると思う」と主張。これには石田も「義務が(笑)?」と苦笑するが、野田は真面目な面持ちで「やる義務があるんです。断ってはいけないです」「M-1の審査員は、各王がやるべきなんですよ。各王が」と述べていた。

【編集部MEMO】
『NON STYLE石田明のよい〜んチャンネル』は、NON STYLEの石田明が“いま話したいゲスト”を呼び、お酒とともに熱いトークを繰り広げるYouTubeチャンネル。これまで、とろサーモン・村田秀亮、キングコング・西野亮廣、南海キャンディーズ・しずちゃん、ダイアン・ユースケらがゲストとして登場。中でも、銀シャリ・橋本直をゲストに迎え、『M-1グランプリ』王者同士で語り合った動画「【M-1談義】NONSTYLE石田明が今1番飲みたい人は、銀シャリ橋本さん。ゆる〜く濃くあの話をします。/銀シャリ橋本直、石田明(NON STYLE)【銀シャリ・橋本直 #1】」は80万回を超える再生回数を記録している。