シャオミは2月19日、Leica Camera AGと共同でモバイルイメージング技術の発展を目指す「Xiaomi×Leica光学研究所」を設立したと発表した。
Xiaomi×Leica光学研究所では、光学技術を中心としたデジタルイメージングやAI技術などの諸分野の統合と、両社がもつ基礎技術の上にモバイルデバイスの光学性能についての業界標準を開発することを目指す。今月中の発表が予定されている新しいフラッグシップ機の「Xiaomi 14 Ultra」は、その最初のマイルストーンとして、比類ない光学性能を備えた製品となる予定だ。
また同研究所では、モバイルイメージング光学技術のより深い技術革新を継続し、モバイルフォト時代のより進んだ光学システムの創造を図る。注力するのは小型の超精密光学レンズの設計、コンピュテーショナルフォトにおける理想的な性能の実現、最も厳密なレンズ光学基準の維持、最先端の光電子技術の研究と応用の4領域となる。
LeicaのNoctilux/APOシリーズといった第4世代レンズのデザイナーであるPeter Karbe氏をはじめ、200人以上の専門家がXiaomi/Leicaの両社から参加する。ディレクターとなるのはシャオミグループのシニアバイスプレジデントであり携帯電話部門のプレジデントを務めるZeng Xuezong氏で、シャオミグループのソフトウェア技術チームのリーダーであるYi Yan氏とXiaomiグループカメラ部門のジェネラルマネージャーであるWang Xuanran氏が副ディレクターとなる。