俳優の山田裕貴が19日、東京・恵比寿のYEBISU BREWERY TOKYOで行われた「サッポロビール ヱビスブランドPR発表会」に出席した。
サッポロビールは、ヱビスブランドの新ライン「CREATIVE BREW」の第3弾である「ヱビス シトラスブラン」の発売に伴い、2月20日よりイメージキャラクターに山田裕貴を起用した新CM「クリエイティブブリュー #03 シトラスブラン」編が全国放映スタート。新CMでは、爽やかなハーブ「レモングラス」と柑橘のような香りのホップ「シトラ」で実現した「エビス シトラスブラン」の清涼感と自由さを表現している。
イベントに登場するなりビールのCMキャラクターに起用されて喜びを爆発させた山田は、「上京してから養成所で過ごしていましたが、その時代から漠然とですけどいずれビールのCMに選ばれるような俳優さんになりたいと夢見ていました。(恵比寿スカイウォーク通路に貼られている自身のポスターの)写真を赤楚衛二くんが送ってくれて、その看板になったんだと改めて実感したし、すごくうれしかったです」と満面の笑みを見せた。
その後、山田はYEBISU BREWERY TOKYO内にあるビールの仕込み室に入ってビール作りで重要な工程である仕込みを体験することになり、専門のユニフォームに着替えて「皆さん! 憧れるのをやめましょう!」と野球経験者らしく大谷翔平のマネをして笑いを誘う場面も。続けて「ビール作りの1つの工程だと思いますが、ここからまた色んな工程があって色んな努力があって世にビールが発信されていると思うと、1つ1つの作業は大事だなと思いました」と感想を述べて、「自分のお芝居に対しても目線を動かすだけで気にしたりするので、醸造家さんたちの努力や研究があるんだろうなと感じながら麦芽を入れさせてもらいました」とビール作りの大変さを感じたという。
ビールのCMと言えば、これまで錚々たる俳優や女優が出演している。その仲間入りを果たした山田はCM撮影を終えた今でも信じられない様子で、「こうやってアンバサダーを務めさせてもらうことを一切想像していませんでした。細く長くというかポツポツ色んな役をやりながら死ぬまで俳優をやっていくんだろうな~と思っていましたが、本当に光の当たるステージに僕をあげてもらって本当にすごいことだなと感じています」としみじみ語った。
さらに、「20歳でデビューしたので今年で14年目になりますが、色んな作品を作るために色んな役を生きるために日々人の心を考えながら生きています。それがどういう風に伝わるのか分かりませんが、1人の心を動かせただけでもこの仕事をやっている意味があると思っています」と俳優業に対する思いを熱く語っていた。