学研ホールディングスの調査・研究機関である学研教育総合研究所は、小中学生調査の「将来の職業」に関する調査結果を2月7日に発表した。調査は2023年10月27日〜11月1日の期間、小中学生の子を持つ親(小学生1,200名/中学生600名)を対象に行われた。
はじめに、将来なりたいと思っているものを聞いたところ、小学生の1位は「パティシエ(ケーキ屋)」(5.0%)だった。次いで、「YouTuberなどのネット配信者」(4.3%)、「警察官」(3.8%)がランクインした。
中学生では「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」(4.0%)が1位に。2位には「公務員」「会社員」(いずれも3.8%)、4位「学校の教師・先生」(3.0%)、5位「看護師」(2.5%)が続いた。
中でも、小学生男子においては「YouTuberなどのネット配信者」が3年連続1位という結果に。以降、2位に「警察官」、3位に「その他スポーツ選手(野球、サッカー、水泳以外)」(4.7%)が続いた。
学年別にみると、1年生と2年生では「警察官」、3年生では「運転士」、4年生では「YouTuberなどのネット配信者」、5年生では「YouTuberなどのネット配信者」と「エンジニア・プログラマー」、6年生では「エンジニア・プログラマー」が1位だった。
小学生女子では「パティシエ(ケーキ屋)」が7年連続1位という結果に。2位には「看護師」(5.3%)、3位「歌手・アイドル」(4.0%)が続いた。
学年別にみると、いずれの学年でも1位は「パティシエ(ケーキ屋)」となり、1年生では「医師(歯科医師含む)」、2年生では「歌手・アイドル」、3年生以上では「看護師」が2位だった。