● 広島 0 - 4 阪神 ○
<2月18日・コザしんきんスタジアム>
阪神は18日、広島との練習試合に4-0で勝利。投打ともに主力が順当に結果を残したほか、開幕一軍を狙う若武者もアピールに成功した。
まずは初回、先頭の前川右京と中野拓夢で無死二・三塁のチャンスを作ると、3番の糸原健斗が三ゴロを放つ間に三塁走者前川が本塁に生還し、13球で先制に成功。1点リードの5回には森下翔太、さらに小幡竜平が二塁打で作った無死二・三塁のチャンスで坂本誠志郎が適時2点二塁打を放ちさらにリードを広げる。
先発の村上頌樹は2回を完ぺきに抑えると、続いてマウンドに上がった才木浩人も2回を28球で無失点に封じる投球を披露。その後は石井大智、及川雅貴、桐敷拓馬が無失点でつなぐと、最終回は守護神復活を目指す湯浅京己が14球で締めてゲームセットとなった。
打っては15安打を放つ猛攻を見せ、守っては散発3安打無失点に封じる盤石の試合運びを見せた王者・阪神。連覇へ向け、視界は良好だ。