電子書籍ストア「ブックライブ」を運営するBookLiveは、「マンガのキャラクター」を讃えるマンガのアワード「マガデミー賞2023」のノミネートキャラクター・作品を発表した。2023年に大きな活躍を見せたキャラクターたちがノミネートしている。各部門の受賞発表は2024年3月13日を予定。ネットでは「田中さんはいってるのか」「諭吉おるの草」などと注目が集まっている。
「マガデミー賞」は、会社や立場の枠を越え、マンガのキャラクターたちに感謝と敬意を表し、さらなる躍進を応援する「マンガのキャラクター」を讃えるための賞。「作品だけでなく、キャラクターを讃える文化をつくりたい。」というマンガ好きの想いから2021年に設立された。
3度目の開催となる今回は、「主演男優賞」「主演女優賞」「助演男優賞」「助演女優賞」「審査員特別賞」「作品賞」の6部門で受賞キャラクター・作品を決定する。2023年に単行本が発売された、もしくは発売予定のマンガ作品のキャラクターと、2023年に単行本が発売された、もしくは発売予定のマンガ作品のうち、最大巻数が10巻までの作品を対象に、昨年10月5日から10月29日の期間中、一般のマンガファンによって推薦されたキャラクター・作品の中からノミネートキャラクター・全16人とノミネート作品・全5作が選出された。
今回ノミネートされたキャラクターには、連載23年目となる人気シリーズ最新作「マイホームアフロ田中」の田中広や、2023年秋アニメで話題となった「薬屋のひとりごと」の猫猫のほか、人気サッカーマンガ「ブルーロック」からは糸師凛、御影玲王の2名、実写ドラマが話題になった「トリリオンゲーム」からは黒龍キリカなど、2023年に大きな活躍を見せたキャラクターたちが集まった。
また、開催3度目にして初となる、昨今話題の「悪役令嬢」作品からもキャラクターがノミネート。「悪役令嬢の中の人」からレミリア・ローゼ・グラウプナー、「悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?(コミック)」からサフィア・ダイアンサスが選出された。
「マガデミー賞2023」ノミネートキャラクター・作品は以下の通りだ。
<主演男優賞>ノミネート5名
- 田中 広「マイホームアフロ田中」
- 紬 凛太郎「薫る花は凛と咲く」
- 山田 秋斗「山田くんとLv999の恋をする」
- 諭吉「デキる猫は今日も憂鬱」
- ユル「黄泉のツガイ」
<主演女優賞>ノミネート4名
- 茅野 うみ子「海が走るエンドロール」
- フリーレン「葬送のフリーレン」
- 猫猫「薬屋のひとりごと」
- レミリア・ローゼ・グラウプナー「悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~」
<助演男優賞>ノミネート4名
- 糸師 凛「ブルーロック」
- サフィア・ダイアンサス「悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?(コミック)」
- ヒンメル「葬送のフリーレン」
- 御影 玲王「ブルーロック」
<助演女優賞>ノミネート3名
- 一条 花「アオアシ」
- 黒龍 キリカ「トリリオンゲーム」
- 朱 慧月「ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~」
<作品賞>ノミネート5作品
- 「スキップとローファー」
- 「ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~」
- 「ホタルの嫁入り」
- 「山田くんとLv999の恋をする」
- 「龍とカメレオン」
今後は、特別審査員のマンガ好きのお笑いトリオ・ハナコさんと、各書店員の審査員たちがノミネートキャラクターが登場するマンガを読んだ上で、合計6部門の受賞キャラクター・作品を決定する。各部門の受賞キャラクター・作品は、3月13日の発表予定だ。
ネット上では「田中さんはいってるのかw大泉洋がノミネートしてる感じあるなw」「アフロ田中ノミネートされてるのは嬉しい!」「凛太郎と花いるの激アツ」「諭吉おるの草 お前猫やろww」「頑張れりんたろー!!」などの声が寄せられた。