3回裏に左越えソロを放ち中村コーチ(右)とタッチを交わす鵜飼

二軍練習試合(特別ルール)

○ 中日 3 - 0 阪神 ●

<2月16日・オキハム読谷平和の森球場>

 中日の鵜飼航丞外野手(24)が16日、阪神との二軍練習試合で豪快なソロ本塁打を放った。

 1-0で迎えた3回、一死無走者で阪神先発・茨木と対戦。カウント1-1後の真っ直ぐを捉えた打球は、低い弾道で左中間スタンドに飛び込むソロ本塁打となった。これが今キャンプでの実戦初アーチ。9回表には左翼守備でも華麗なダイビングキャッチを披露し、攻守両面で観衆を沸かせた。

 井上二軍監督は鵜飼の一発について、「皆さんもご存じの通り、ああいうデカいホームランは彼にしか打てない。鵜飼ほどのパワー、弾道はなかなかない。あれが魅力なので、(捉える)確率を上げてもらうというのが我々のコーチング、指導者にとっての課題。あとは彼がどう自信をつけていくかだと思う」と今後に期待を寄せた。