常連がリピートするガツンと濃厚な豚骨魚介系中華そば
最近、茅ヶ崎・辻堂辺りのラーメン通の舌を唸らせていると噂になっているのが、昨年6月にオープンした『TSUKEMEN-HUKU』。
お店があるのは、辻堂駅北口から1km程の住宅街を抜けた場所、昨年惜しまれながら閉店した「創作麺処 スタ☆アト」の跡地です。
店内には、2人掛けのテーブルが6卓程で、お店の裏に駐車場が2台(日曜のみ+2台)あるので、家族みんなで車で来るのもよさそうです。
休日には行列ができる人気店なので、狙い目は平日の昼間。
丁寧な接客が、お客さんの心を動かしている若き店主。実は、長年アパレル業界で接客業に携わり、その後、ラーメン屋の修業を経て今のお店を構えたという、異色の経歴の持ち主です。
元々接客が好きで、お客さんの美味しそうな顔などの反応が、ダイレクトに分かる今の仕事にとてもやり甲斐を感じているそう。
オープンから一年足らずの『TSUKEMEN-HUKU』ですが、看板メニューのつけ麺や中華そばの他にも、煮干しそば、炒飯などもお客さんの声を聞きながら、日々研究を重ね定番メニュー化しています。
サラサラ系の豚骨魚介のスープに特注の極太麺を合わせた、看板メニュー「つけ麺並盛 980円(税込)」。
豚骨のコクの中に、魚介の風味が豊かに広がるスープの中には、肉感のしっかりとした一口のバラチャーシューとメンマにネギとナルト、海苔。
スープとよく絡むように特別に注文しているという極太麺は、ツヤっと光るみずみずしい質感で、角ばっていてしっかりとしたコシが。
豚骨と魚介の旨味たっぷりのスープに極太麺がよく絡み、箸が進みます。
具材も食べ応えがあり、つけ麺をあまり食べたことがないという初心者でも、ペロリと食べられそうな一杯。
大半のお客さんが初来店の際に注文するのは「つけ麺」ですが、一度頼むとクセになり、何度もリピートしてしまうと言われているのが「中華そば 並盛 1,000円(税込)」。
とろみがありやや白濁したスープは、ガツンと来る濃厚な旨味が凝縮された豚骨魚介系で、生姜のほのかな風味がアクセントに。
中細麺が、粘度の高い濃厚スープとよく絡みます。
分厚いロース肉のシャーシューは、ボリューム満点。
さらに、元々は限定として出していた「煮干しそば 1,100円(税込)」は、お客さんからの熱いリクエストに応えて、最近定番化したメニューです。
煮干しと動物系のバランスが取れた、濃厚でありながら臭みの一切ないない店主の研究の努力を感じさせる味が、常連のお客さんの心を掴んで離さない様子。
「つけ麺」から始まり、「中華そば」でクセになり「煮干しそば」で沼にハマる…ラーメン通が太鼓判を押す、茅ヶ崎・辻堂ラーメンに新旋風を起こしている『TSUKEMEN-HUKU』。
週末には、近所のご夫婦やベビーカーを引いた家族連れなどが訪れるアットホームなお店でもあります。
まだ食べたことのないという方は、ぜひ、一度体験しに行ってみてはいかがでしょうか。
店舗紹介
【TSUKEMEN-HUKU】■住所:〒253-0013 神奈川県茅ヶ崎市赤松町5−27 1-B■営業時間:昼11:00-15:00、夜17:30-21:00■定休日:月曜日 ※祝日の際は公式SNSの営業カレンダーをご確認ください※駐車場:有(通常2台、日曜のみ+2台駐車可能)※営業時間など変更になっている可能性がありますので、ご注意ください。
アクセス
辻堂駅北口より徒歩約14分