東武鉄道は、「Adam by GMO」内東武鉄道公式NFTコレクションの第2弾として、2023年10月に引退した9101編成の引退記念NFTコレクションを2月29日10時から販売開始すると発表した。

  • 東武東上線で活躍した9000型9101編成。2023年10月に引退した

9101編成は1981(昭和56)年、当時の同社の通勤車両として18年ぶりに新造され、地下鉄直通車両の先行試作車としてデビュー。同社初という10両固定編成、ステンレス外板、車両前面の非常ドア装備など、現在の地下鉄直通車両に受け継がれる歴史を作った存在であり、東上線の名車として多くのファンに愛されたという。今回発売する公式NFTコレクションは4種類。「Adam by GMO」内東武鉄道公式NFTコレクションにて販売される。

乗務員室と客室を撮影した「360度VR画像」(1万5,000円)は、12種類のコンプリートパックを20個販売する。購入者のみの保有者限定コンテンツも付属する。貴重なカットを盛り込んだ「デジタル電車カード」は、11種類各20枚を1回1,000円のガチャ形式で販売。11種類のうち3種類は特別デザインカードとなる。「行先方向幕回し動画」は、前面行先方向幕8種類各20個(1個3,000円)と、側面行先方向幕1種類20個(1個2,000円)を販売。廃車回送当日に撮影した渡瀬北留置線での「ドローン空撮動画」は、入線シーンと入換シーンの2種類を各20個、1個3,000円で販売する。