ロッテのドラフト1位・上田希由翔(明治大)が15日、ヤクルトとの練習試合で2試合連続となる打点を挙げた。
14日の韓国・サムスンとの練習試合で3安打5打点の活躍を見せた上田は、この日のヤクルトとの練習試合、0-4の3回一死一、二塁の場面で代打で登場。チャンスの場面で一本放ちたいところだったが、ヤクルト2番手・阪口皓亮の前に空振り三振に倒れる。
それでも、藤原恭大の適時打で1点を返し、なお1-5の7回二死一、二塁の第3打席、沼田翔平が3ボールから投じた4球目のストレートをセンター前に弾き返す適時打を放った。
上田は明治大時代、六大学野球歴代4位に当たる通算74打点を挙げる勝負強さを売りにするバッター。ロッテは近年、チャンスで一本がなかなか出ないだけに、練習試合とはいえ得点圏で適時打を放つ姿は頼もしい。開幕一軍へ向け、一塁、三塁のレギュラー争いを盛り上げる、刺激を与えるような働きを見せていきたいところだ。