JR西日本、JR西日本不動産開発、JR西日本大阪開発は14日、開発を進めている大阪駅(うめきたエリア)地上部の施設名称を「うめきたグリーンプレイス」に決定したと発表した。うめきた2期エリアの玄関口として、2025年春の全面開業を予定している。
「うめきたグリーンプレイス」は、「吹田グリーンプレイス」「甲子園口グリーンプレイス」「夙川グリーンプレイス」に続くグリーンプレイスシリーズ第4弾として開発。周辺オフィスワーカーや来街者などに向けた都市型ショッピングセンターとして開業する。
うめきた2期エリアの玄関口として「みどり」や「出会い・交流の場」をテーマに、みどり豊かな広場とにぎわい・憩いの空間を創出。2024年9月に既存の大阪駅方面(ノースゲートビルディング)と接続する歩行者デッキが開通する予定で、その後も大阪駅周辺のターミナル機能を向上させる新たな駅前広場を整備し、回遊性向上と地域のにぎわい創出に貢献するとしている。
「うめきたグリーンプレイス」の敷地面積は約1万2,500平方メートル・地上3階。用途は商業施設・歩行者広場・駅前広場・歩行者デッキ等とされ、20店舗の出店を予定している。商業施設の1階は大阪駅(うめきたエリア)の地上出口に直結し、うめきたエリアの交通結節点として、駅利用者のクイックニーズを満たす物販店舗をはじめ、隣接するうめきた公園の利用者のテイクアウトニーズに対応した食物販店舗を展開する。
2階は大阪駅とつながる歩行者デッキで接続され、うめきた2期エリアの玄関口としての役割を担うフロアに。周辺オフィスワーカーや来街者が気軽に利用できる都市型フードコートやカフェ、テイクアウトにも対応した飲食店舗等を展開する。最上階となる3階は、緑豊かな開放的な空間を生かし、こだわりのビストロやイタリアン、バーなど、西日本初出店店舗も含めた上質な飲食店を展開する。