IBJは2月13日、「マッチングアプリでの婚活」に関する調査結果を発表した。調査は1月19日~22日、ブライダルネット会員の婚活男女1,429人(男性977人、女性452人)を対象にインターネットで行われた。
マッチングアプリのメリットについて聞いたところ、「手軽・気軽に婚活ができる」(26.6%)、「時間や場所に制限がない」(23.1%)が全体の半数を占める結果に。仕事等で忙しい場合でも、隙間時間を活用し手軽に活動ができるという部分にメリットを感じている人が多いよう。
一方、デメリットでは「営業、詐欺などの怪しい人がいる」が最多の25.3%。実際に営業や勧誘を受けたという声もあり、マッチングした相手と会うことに慎重になる人が増えているよう。次いで「相手が嘘をついている」(19.5%)、「人となりがわからない」(12.0%)と続いた。
次に、マッチングアプリを選ぶ際のポイントについて聞いたところ、男女共に約半数が「会員数を重視する」(男性50.2%、女性48.0%)と回答。「マッチング事例を重視する」(同26.3%、32.7%)と回答した割合については、女性が男性を6.4ポイント上回り、女性は男性よりもマッチングエピソードに興味があり、登録する際の判断基準になっていることがわかった。
続いて、マッチングしてから実際に会うまでの期間を教えてもらったところ、男性は「1ヶ月以上」(30.0%)が、女性は「1~2週間」(28.0%)が最多となり、女性のほうが会うまでの期間が短いことが明らかに。
また、これまでに利用したことのあるマッチングアプリを尋ねたところ、多い順に「Pairs」「Omiai」「with」「タップル」という結果に。さらに、現在利用しているマッチングアプリの数について聞くと、男性は53.4%、女性は50.4%が複数のアプリを利用しており、複数のアプリを使用し婚活を行うスタイルが定着していることが伺える結果となった。