練習試合
● 楽天 0 - 5 ロッテ ○
<2月13日・金武町ベースボールスタジアム>
今季から先発に転向する楽天の内星龍投手(21)が13日、ロッテとの練習試合に先発登板。3回6安打2失点の内容だったが「いろいろ吸収できるものがあった」と収穫を口にした。
先頭の平沢に初球から4球連続で真っ直ぐを投じるなど、この日のテーマは真っ向勝負。「試合前に捕手と『今日は真っ直ぐ。打たれたとしても真っ直ぐで押して行こう』と話していた。高めに浮いたところを結構、弾かれてしまったが、変化球でかわすよりも課題は残る。いろいろ吸収できるものがあった」と振り返った。
昨季は53登板で防御率2.28とリリーフで素晴らしい成績を残したが、自ら志願し先発に転向。改めて「投げるイニングが多いと試合に携わる時間が長い。緊張感を楽しさやワクワクする気持ちに変えていけるように頑張りたい」と意欲を示した。
この日は2番手以降の投手が乱れ計9四死球を与えが、内は打たれはしたものの無四球。今江監督は「内は(ストライク)ゾーンにしっかり投げ込むというテーマを実行していた。打たれたり点を取られたりはしたが次の登板に生かしてくれれば」と評価した。
(取材・文=上村祐作)