五十嵐大地の言葉が心に刺さると、SNS上で反響を呼んでいる東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(毎週土曜23:40〜)。その大地役を演じる中島颯太(FANTASTICS)が、自身が大切にしている言葉を明かした。
■座右の銘は「なるようになる、ええようになる」
僕は関西出身ですが、座右の銘は「なるようになる、ええようになる」。これは両親からかけられた言葉です。自分の道を進むときも、誰かのために行動するときも、「なるようになる、ええようになる」と思えば、本当にその通りになると教えられました。今でもこの言葉を大切にして色々なことに前向きに取り組んでいます。
そのほかには、言葉ではなく曲になりますが、BEGIN with アホナスターズさんの「笑顔のまんま」という曲がとても好きです。元々、芸人さんも大好きなのですが、Dメロにある「僕が笑いを君にあげるから 君の笑顔を僕にください」という歌詞には芸人としての想いが込められていると思うのですが、もしこれがアーティストなら「自分の歌を届けるからみなさんの笑顔をください」ですし、俳優だったら「自分の演技を届けるからみなさんの笑顔をください」だと思います。今回、『おっパン』でも演技という部分で誰かのためになっていると思いながら取り組みました。
【編集部MEMO】
順調にアップデートを重ねていた令和の“堅物おっさん”沖田誠(原田泰造)。しかし、ゲイの大地(中島颯太)と円(東啓介)の関係を受け入れていたがゆえに、思わぬ形で“アウティング”をしてしまう。アウティングとは、本人の了承を得ずにその人の性的指向などを公表してしまうこと。幸い、二人の関係に気付いている面々の前でのアウティングだったが、誠は自分がまだまだ無知であることを痛感する。そんな中、美香は同僚の前田(池津祥子)から美香のアイデア弁当がメニューに採用されたことを称賛される。美香自身うれしく、家族に報告したかったのだが、誠や娘の萌(大原梓)はそんな美香の気持ちに気付かなかった。つい不満を吐露してしまう美香に、誠はこれまで美香が支えてくれていたことにハッと気付く。誠は萌や翔(城桧吏)も巻き込み、ある作戦を決行することに。そんな中、誠のオフィスに、誠の先輩で誠以上に偏見の塊のような“昭和オヤジ”である古池正則(渡辺哲)がやってきて、新たな嵐を巻き起こす。