豊橋鉄道は、市内線の車両3503号(3500形)に車体更新を施し、この春からリニューアル運行すると発表した。営業運転に先立ち、2月24日にリニューアル記念内覧会を赤岩口車庫で開催する。

  • リニューアル前の3503号(2021年撮影)

リニューアル後の3503号は外観も内装も他の3500形とは異なり、さまざまな点を刷新。3500形は1955~1956年に製造され、1977年に車体を更新して都電荒川線で活躍した後、豊橋鉄道に譲渡された車両で、製造から約70年経過しているが、同社は「装い新たにまだまだ元気に豊橋の街を走ります」とPRしている。

3503号リニューアル記念内覧会は、2月24日の10時から40分おきに計5回、各回20人を対象に実施する。各回30分間、自由に見学や撮影ができる。参加は1組2名までとされ、事前の申込みが必要。豊橋鉄道サイト内の予約フォームにて、2月19日10時までに申し込む必要があり、応募者多数の場合は抽選に。当選した場合、開催日当日有効の「市内線1日フリー乗車券」または「いこまい豊橋 電車・バス1日乗車券」の購入が参加条件となる。