アルピコ交通は7日、上高地線で2000年から運行していた「モハ3007号車+クハ3008号車」が3月11日に運行終了(廃車)となることを受け、運行終了まで「さようならヘッドマーク」を装着し、車内に写真を展示するほか、2月17日に引退記念乗車券セットを発売すると発表した。

  • 「さようならヘッドマーク」の装着イメージ (アルピコ交通提供)

「さようならヘッドマーク」の掲出と車内の写真展示は3月10日まで実施。運行終了まで、正面の方向幕はデビュー当時のものを掲出する。モハ3007号車の運転席後方(消火器付近)に引退記念ポストカードを置き、1人1枚限定で入手できる。

引退記念乗車券は、「松本から新村ゆき」と「新村から新島々ゆき」のD型硬券乗車券を記念台紙にセットした商品に。2月17日10時から、新島々駅、波田駅、新村駅、アルピコ長野トラベル中南信支社にて820円で発売する。

  • 「モハ3007号車+クハ3008号車 引退記念乗車券」イメージ (アルピコ交通提供)

なお、3月10日に「さようなら『モハ3007号車+クハ3008号車』ラスト貸切運行と上高地線3000形3並び撮影会」を開催予定だが、2月7日の時点でキャンセル待ち受付中とのこと。