2月6日にPlayStation 5(PS5)の新しいシステムソフトウェアアップデートのベータが配信された。

ベータは、日本を含む該当する国や地域の一部の参加者が対象。全世界のユーザーに向けての配信は後日行われる予定だ。ベータの参加に選ばれた人には、システムソフトウェアがダウンロード可能になった時点で、メールにて連絡が届くという。

また、これまでと同様に、ベータの段階で利用できる機能は、正式リリース版のシステムソフトウェアに実装されない可能性や、大幅に変更される場合がある。

今回のアップデートでは、DualSenseおよびDualSense Edge ワイヤレスコントローラーのデバイスソフトウェアを更新し、サウンド機能を改良。コントローラーのスピーカーでは、より大きな音量でサウンドを再生できるようになる。また、コントローラーのマイクのノイズキャンセリング性能を向上。新たに導入したAIの機械学習により、ボタンの操作音や周囲の環境音が低減され、コントローラーのマイクの入力品質が向上した。

ベータに参加し、新しいシステムソフトウェアにアップデート後、コントローラーのデバイスソフトウェアを更新すると、コントローラーのマイクを使ったチャット時に自身の声がより鮮明に相手に聞こえるようになる。なお、コントローラーのスピーカーの音量は、コントロールセンターから調整可能だ。

また、シェアスクリーンを全画面モードで視聴しているプレイヤーが、ゲームプレイ画面でリアクションを使えるようになる。視聴しているプレイヤーは、ゲームプレイの画面でポインターを動かして線を描いたり、一時的に画面の位置を指し示す「スポット」を表示したりすることで、ホストのゲームプレイを誘導できるほか、絵文字でリアクションを送ることで、ゲームプレイ中のアクションを祝福したり、励ます気持ちを視覚的に表現したりできる。

この機能はデフォルトではオンになっているが、シェアスクリーンのホストは、シェアスクリーンの設定から[視聴者のやりとり]をオフにすることが可能。ベータ期間中は、ホストと視聴者の両方がベータに参加している必要があるという。

さらに、PS5本体の電源ランプの明るさを調整できる。[設定] > [システム] > [ビープ音とランプ]を選び、[明るさ]で調整可能だ。