フォーイットは2月2日、「将来の不安」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2023年10月27日、全国の20代~60代までの男女500人を対象にインターネットで行われた。
「将来にどんな不安を感じますか?」と質問したところ、「生活費の不安」が最も多く59.2%。次いで、「健康・医療費の不安」(46.8%)、「年金や社会保障の不透明さ」(36.4%)と、お金に関する項目が上位となり、いずれも女性の回答率が男性を上回る結果に。「将来の不安はない」と回答した人は17.6%に留まった。
年代別で見ると、将来に何らかの不安を抱えている人の割合は20代(65.0%)で最も少なく、年代が上がるにつれて増加。”定年”を意識し始める50代(90.0%)でピークとなっており、近い将来、年金以外の収入がなくなることから不安が増すよう。
未婚・既婚別では、「生活費の不安」に関してはともに59.2%だったが、「健康・医療費の不安」「年金や社会保障の不透明さ」「家族や親の介護の不安」など多くの項目で既婚者の回答率が上回った。