ブルペンで投球練習するロッテ・佐々木朗希[撮影=岩下雄太]

◆ 「25試合は投げて欲しい

 ロッテ優勝への絶対的キーマン・佐々木朗希について、5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説陣が言及した。

 春季キャンプ第1クールで2度のブルペン投球を行った佐々木について、黒木投手コーチは「体の強さが増した」とコメント。

 黒木コーチのコメントを受け、番組に生出演した齊藤明雄氏は「やっと強い体になってきたのかなと思います」と話を切り出すと、「第1クールで2回のブルペン入りはそんなに多いわけでもなく、むしろ少ないくらいですけど、黒木コーチが話している『体が強くなった』というのは認めても良いんじゃないかなと思います。2度目のブルペンで変化球を投げるのは、まだ早いのかなとは思いますけど、それくらい自主トレで肩を作ってきたから投げられているのかもしれないですね」と言及した。

 続けて「昨年の投球回では、はっきり言って物足りないです。中6日だったら24試合に必ず登板できますし、昨年は15試合登板でしたけど、それだったら100イニングは超えてもらいたかったですよね。それくらい力がある投手なので、今季は頑張ってもらいたいですね」とさらなる活躍に期待を込めた。

 また、同番組に出演した大矢明彦氏は、昨季の佐々木朗希の成績を踏まえ「ローテーションで投げる投手は25試合くらいは投げて欲しいので、まだまだ足りないですよね。イニング数も昨季は91回なので足りないと思いますし、150イニングくらいは投げて欲しいですね」とこちらも投球回に着目して、さらなる飛躍に期待しているようだ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』