森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレスは2月9日、東京・お台場から移転し、麻布台ヒルズ(東京都港区麻布台)にオープンする。
チームラボボーダレスは、アートコレクティブ・チームラボの境界のないアート群による「地図のないミュージアム」。オープンに向けて多数の作品を制作中で、この度、巨大な光の彫刻「ライトスカルプチャー - Flow」シリーズと、無数の光が走り続ける「マイクロコスモス - ぶるんぶるんの光」を公開した。
ライトスカルプチャー - Flowシリーズは、流れ出ていく光による巨大な光の彫刻が生まれ、押し寄せ、広がり、人々を飲みこんでいく。「非対称宇宙」と呼ぶ空間に生まれるライトスカルプチャーは、現実空間とミラーの中の世界とは、非対称な異なる存在として生まれ、現実世界とミラーの中の世界を行き来する。
これまでもチームラボは、物質的ではない彫刻、「境界面の曖昧な空間彫刻」を創ってきた。「なぜ、海の渦に存在を感じるのか? そして、それを生命にすら感じるのか? 構成要素が空間的時間的に離れていたとしても、部分に秩序が形成された時、部分は1つの存在として認識され、時には生命のようにすら感じる」――このような考えのもと、流れ出ていく光の集合体が、生命的宇宙を創る。
マイクロコスモス - ぷるんぷるんの光は、奥行きすらわからない無限に広がる空間の中を、無数のぷるんぷるんの光が走り続ける。「構成要素が空間的時間的に離れていたとしても、全体に異なった秩序が形成され、重なり合う時、それは、宇宙か?」を模索する作品。
同施設のチケット料金は、大人(18歳以上)が3,800円~、中・高校生は2,800円、子ども(4-12歳)は1,500円、障がい者割引は1,900円~。3歳以下は無料。(大人と障がい者割引については変動価格制を導入し、日によって金額が異なる) 事前日時指定予約制。現地での購入の場合は+200円となる。