俳優の齋藤潤が、5日に都内で行われた映画『カラオケ行こ!』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶に綾野剛、坂井真紀、宮崎吐夢、八木美樹、後聖人とともに登場した。
同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。
■齋藤潤、体力使い果たしたシーン明かす「倒れかけたくらい……」
舞台挨拶が声出しOKの応援上映後に行われたことにちなみ、「劇中で応援してほしい・盛り上がってほしいシーンは?」と聞かれると、齋藤は聡実が走るシーンと回答。「実はあんなに速く走ると思っていなくて……カメラを車に載せて撮影したんですが、予想以上に速くてですね(笑)。本番は1、2回だったんですが、思いっきり走りすぎて倒れかけたぐらい(体力を)使い果たしたので、『がんばれ~!』って応援してください!」と笑顔で呼びかけた。
また、SNSで「泣ける」という声もあがっている同作。齋藤は個人的にグッとくるポイントについて「いちばんは狂児の目線。僕は狂児の目線がすごく大好きで(心が)キュ~ってなります」と熱弁。さらに「あとは『紅』を聴いている狂児のお顔が美しくて美しくて……すごく儚いなと思いますし、グッときますね」とうっとりした様子で話し、綾野を照れさせていた。