バスクリンは、東京都市大学人間科学部 学部長 早坂信哉教授の研究グループと共同で実施した「浴槽入浴」に関する調査結果を2月1日に発表した。調査は2022年12月に実施され、全国の20〜60歳の300名を対象に行われた。
同調査は、浴槽入浴の頻度が週4回以上の群(以下:高頻度群)と、週3回以下の群(以下:低頻度群)の2群に分けて解析。高頻度群では、低頻度群と比較して、幸福度・主観的健康感・睡眠の満足感が高い傾向にあり、特に幸福度は有意に高いことが分かったという。幸福度の理由としては「家族関係との有意な関連が認められた」としている。
また、高頻度群は健康診断において指摘事項がない人の割合も多い傾向に。健康状況の良好化にも寄与する可能性が示唆された、とした。
そのほか、高頻度群は入浴条件(湯温や入浴時間など)についての意識も高く、入浴法の意識得点(0-10点)では、高頻度群の得点が有意に高かったという。理由として「免疫力を高めたい」「代謝を良くしたい」との有意な関連が認められたとのこと。