キヤノンマーケティングジャパンは2月5日、キヤノンのコンシューマー向けホームページ「個人のお客さま」をリニューアルしたと発表した。あわせて、個人向けに提供するオンラインサービスのログインIDをCanon IDに統合する。
「個人のお客さま」ページのリニューアル
「個人のお客さま」ページのリニューアルは、顧客ごとに最適化した情報を提供することで、ひとりひとりのフォトライフを充実させるのが目的。これまでも、商品情報やサポート情報を提供してきたが、よりパーソナライズされたホームページ利用をサポートする。
具体的には、ログイン後のマイページにキヤノンオンラインショップで使えるクーポン/ポイント情報を記載し、これらの一括管理が可能になる。また、登録した製品に関連するコンテンツの情報提供を行い、イベントや各種サービスへの申込/決済なども行えるようになった。
リニューアルに伴って、これまでの会員サイト「CANON iMAGE GATEWAY」はサービスを終了する。Instagramアカウント「CANON iMAGE GATEWAY」は「FOCUS FUN」(@FocusFun365)として2月5日から始動する。
ログインIDのCanon IDへの統合
あわせて、ログインIDのCanon IDへの統合も実施する。これは、日本国内において提供してきたCanon IDでのサービス提供範囲を拡張するもの。統合後は、キヤノンフォトサークル会員限定だった部活への参加や、マンスリーフォトコンテストへの応募申し込みなどでCanon IDが必要となる。Canon IDで利用できるアプリケーション / サービス一覧は以下の通り。
「個人のお客さま」ページ・サービス
- キヤノンフォトサークル
- EOS学園
- マンスリーフォトコンテスト
- CANON部活
- PIXUSプリント枚ルサービス
- キヤノンオンラインショップ
アプリケーション・その他サービス
- Camera Connect
- Digital Photo Professional
- image.canon
- Creative Park
- PIXUSでリモートプリント
- PIXUSクラウドリンク
- PosterArtist
オンライン下取りサービス
Canon ID登録者限定サービスとして、新たに「オンライン下取りサービス」をキヤノンオンラインショップで開始する。下取り商品の基準を満たしていれば、下取り予定価格から減額せずに下取りする。さらに、購入した商品を先に届けるので、手元に機材がなく撮影できない状況をなくせる。
「PIXUSプリント枚ルサービス」のリニューアル
キヤノンのインクジェットプリンターで印刷やインク交換をするたびに独自のポイント「枚ル」が貯まる「PIXUSプリント枚ルサービス」もリニューアルする。ランク制度を導入し、登録日を基準に1年間のプリント枚数に応じてランクを決定。ランクは、ブロンズが800枚未満、シルバーが800枚以上2,000枚未満、ゴールドは2,000枚以上。
貯まった枚ルのキヤノンオンラインショップポイントへの交換比率は、500枚ルの場合ブロンズが250円、シルバーが300円、ゴールドが350円換算。2,500枚ルで1,000円分のJCBギフトカードに交換可能。