石川県はこのほど、能登半島地震で売り上げが減少した県内の事業者を支援する「能登のために、石川のために 応援消費おねがいプロジェクト」を開始した。

  • プロジェクトロゴマーク「JAPAN HEART」

同県によると、1月1日に発生した能登半島地震により、同県産品の製造・販売を行う県内の事業者や、観光に携わる事業者の売り上げが大幅に減少するなど、大きな影響を受けているという。

今回のプロジェクトは、全国の「石川県産品」を扱う飲食店や販売店に協力を求め、県産品を全国の人々に購入してもらうことで、能登地方をはじめとする被災地や、地震の影響を受けた県内の事業者を応援してもらおうというもの。

第1弾として、全国の石川県産品を扱う飲食店・販売店向けに、県産品の目印となり、同県の復興と消費回復を応援するプロジェクトのロゴステッカー素材を、同県ホームページにて無料で公開する。

  • ロゴステッカーのイメージ

ロゴステッカーは、ハート型の漆器をイメージした「JAPAN HEART」(JAPAN=漆の英語表記)のデザインを採用。復興を応援する気持ち、復興に向けてがんばる気持ち、感謝の気持ちなど、"みんなの心"を表現するため、ハートのモチーフを用いたとのこと。またハートの赤色は漆器の赤、石川県地図の金色は金ぱくをイメージしたとしている。