oricon MEは2月1日、『新築分譲マンション(首都圏/東海/近畿/九州)』満足度調査を、「オリコン顧客満足度」公式サイト内で発表した。同調査は2021~2023年、新築分譲マンションに入居し、購入物件の選定に関与した人(首都圏8,647人、東海1,280人、近畿3,223人、九州1,127人)を対象に、インターネットで実施した。
首都圏では、「三井不動産レジデンシャル」が2017年の調査開始以来、初の総合1位となった。全11の評価項目別では、「立地」「住戸の構造・設計」の2項目で1位を獲得。「デザイン」「価格の納得感」「アフターフォロー」など9項目で上位3社に入っている。総合得点に加味される"どの程度その企業のサービスを友人・知人に推奨したいか"を算出した他者推奨得点でも73.5点と最も高い点数を獲得した。部門の男女別「男性」でも1位を得ている。
総合2位は「住友不動産」だった。評価項目別「立地」「デザイン」「マンションの構造・設計」の3項目で1位にを獲得しており、中でも、"マンションの外観・外装や住戸の内装・インテリア"などを評価した「デザイン」は2017年から8年連続1位にランクイン。部門の男女別「女性」、規模別「小規模」「タワーマンション」でも1位を獲得している。
「東急」も、総合2位にランクインした。評価項目別「情報提供」「引渡し時の住戸確認」「住戸設備」「共有設備」の4項目で1位を獲得したほか。部門では、家族構成別「ファミリー」でも1位となっている。
東海も、「三井不動産レジデンシャル」が1位を獲得した。全11の評価項目別では、「立地」「住戸の構造・設計」「住戸設備」「共有設備」「価格の納得感」「アフターフォロー」の6項目で1位となり、部門では男女別「女性」、家族構成別「ファミリー」で1位を獲得している。2位は「野村不動産」、3位は「大京」だった。
近畿では、「阪急阪神不動産」が3年連続総合1位を獲得した。全11の評価項目別では、「情報提供」「マンションの構造・設計」「住戸の構造・設計」「住戸設備」「アフターフォロー」の5項目で1位。中でも、"住戸の間取り"などを評価した「住戸の構造・設計」、"キッチン・トイレ・浴室・洗面所の使いやすさ"などを評価した「住戸設備」の2項目では、4年連続1位だった。2位は「三菱地所レジデンス」、3位は「野村不動産」だった。
九州では、「九州旅客鉄道」が、2年ぶり2度目の総合1位を獲得した。全11の評価項目別では、「情報提供」「周辺環境」「引渡し時の住戸確認」「デザイン」「マンションの構造・設計」「住戸の構造・設計」「住戸設備」「共有設備」「価格の納得感」「アフターフォロー」の10項目で1位を獲得。部門では、規模別「小規模」で2020年から5年連続1位のほか、家族構成別「夫婦」で1位となっている。