鶏肉と白菜のトマトパスタ

鶏もも肉と白菜、そしてフレッシュトマトでパスタソースを作ります。
水も油も加えない無水ノンオイル調理なので、ヘルシーかつ濃厚なうまみが楽しめます。

鶏もも肉は一口サイズにカットして、しっかり塩をふっておきます。

白菜以外の食材は、トマト、ニンニク、そして鷹(タカ)の爪。

トマトも一口サイズにカットしておきます。

フライパンに鶏肉を並べ、ニンニクも入れて火にかけます。
鶏肉は皮の部分を必ず下にして並べます。

全体の色が変わるまで、鶏肉はひっくり返さないでください。
皮目をじっくり焼くことでカリッとした食感が生まれます。
皮から油(鶏油)も出てくるので、オイルを加える必要はありません。

皮目がしっかり焼け、鶏肉全体の色が白っぽくなってきたら白菜、トマト、鷹の爪を加えます。

しばらくして白菜とトマトから水分が出てきたら、蓋(ふた)をして弱火で10分ほど煮込みます。塩こしょうで味を調整して、ソースが完成。

ゆで上がったパスタとあえれば完成です。

水は一滴も加えていませんが、まるでスープパスタのような雰囲気に。
フレッシュトマトの爽やかな酸味と鶏もも肉の濃厚なうまみを、白菜の甘みがうまく包みこんでくれます。彩りにパセリを添えて召し上がれ。

鶏肉のすき焼き

牛肉でつくるイメージが強いすき焼きですが、鶏肉でもおいしくいただけます。
切り方を工夫することで、おもしろい食感も楽しめますよ。

鶏肉は胸肉を使います。一口サイズのブロック状にしても大丈夫ですが、そぎ切りし、スライスにすると火の通りと味の染み込みが早く、ムチッとした独特の食感を楽しめます。
さっぱりとした鶏肉なのですが、豚肉のようにも感じる歯応えになります。

白ネギは2〜3センチほどに高さをそろえてカットします。

すき焼き鍋にごま油をひき、ネギを立てて並べて焦げ目がつくまで火にかけます。

白ネギの両面に焦げ目がついたら鶏肉を投入します。

鶏肉にある程度火が通ったら割り下を加えます。
割り下は、酒・しょうゆ・だしすべてを1ずつの割合で。砂糖で好みの甘さに調整してください。
割り下をあらかじめ準備しておくと、味付けが一発で決まって安定したおいしさになります。

割り下を加えたら、白菜やきのこ、ニンジン、豆腐、春菊などを加えます。

全体が煮えたら完成です。

溶き卵につけて召し上がってください。
牛肉よりもさっぱりヘルシーな鶏肉。脂っこさがないので、たっぷり食べても胃がもたれる心配は少ないでしょう。

白菜とろけるクリームシチュー

白菜が入ったクリームシチュー。じっくり煮込むと白菜がトロトロになり、とてもおいしくいただけます。

チューの鶏肉はササミがおすすめ。胸肉やもも肉でももちろん大丈夫ですが、ササミは煮込んでも固くなりにくいのでお子さまにも人気です。

ササミの筋からは、とてもいいだしが出るので、分けて使います。
活用せずに捨てるのはもったいないですよ。

はじめにタマネギ、ジャガイモ、ニンジンを炒めます。

続いてササミを炒めます。

炒めた野菜とササミを合わせます。

ササミの筋はゆでて、そのゆで汁を使います。

沸騰して少し煮込んだら、筋の部分は取り除きます。

さきほど取っただしを材料に加え、弱火でじっくり煮込みます。

白菜は、甘みが強い芯の部分が特におすすめ。
それ以外にカボチャやきのこ、ブロッコリー、さやえんどうなどを使います。

白菜、カボチャ、きのこを加えて煮込みます。

全体に火が通ったら、シチューのルーを投入します。

ちょうどいい濃さになったら完成です。

ブロッコリーとさやえんどうは蒸して最後にトッピングします。

完成したシチューを盛り付け、最後にブロッコリーとさやえんどうを加えます。
一緒に煮込むのではなく、蒸してトッピングするほうが鮮やかな緑色で食欲がそそられますよ。

鶏肉キムチ鍋

白菜キムチと鶏肉、たっぷりの具材を入れて体の芯からあったまる鍋が完成。
寒い日にぜひお試しください。

今回はササミを使いました。

ササミの筋に青ネギ、しょうがを加えてだしをとります。

キムチは市販のもので大丈夫。

具材には白菜をはじめ、ニンジン、白ネギ、ニラ、しめじ、まいたけ、油揚げを準備。

豆腐は絹ごし豆腐を使います。

ササミの筋でとっただしにキムチを入れ、キムチの素(もと)で味と辛さを整えます。

鍋を火にかけて沸騰したら、鶏肉を加えます。

鶏肉に続いて、残りの具材もどんどん投入。

ぐつぐつ煮込んで、最後にごまをかけて召し上がれ。

鶏だしが効いたやさしい味わいのキムチ鍋になりました。

キムチ鍋はごはんにも合いますが、鍋の締めにうどんを入れるのもおすすめです。

鶏肉と白菜のさっぱり焼きそば

鶏肉と白菜でつくるシンプルな焼きそばですが、とてもおいしくいただけます。

使う具材は鶏胸肉と白菜、そしてニンジン。
鶏肉と白菜に比べて火が通りにくいニンジンは千切りにすることで、火入れのバランスが整います。

フライパンに具材を投入し、炒めていきます。

野菜がしんなりしてきたらソバを加えてさらに炒めます。

そのままでもおいしくいただけますが、紅ショウガや刻みのりを加えると、彩りや風味を楽しめます。

白菜&鶏肉は、ジャンルを問わない優秀食材

あっさりヘルシーな白菜と鶏肉は、和食はもちろん洋食やアジア料理にも使える組み合わせ。低カロリーで栄養価も高いので、さまざまな料理に使ってダイエットに活用してみてください。