じゅけラボ予備校は、「塾や予備校の費用」に関する調査結果を2月1日に発表した。同調査は2023年12月28日に、子どもが高校3年生で塾または予備校に通っている保護者140人を対象にインターネットで行われた。
最初に、「現在通っている塾や予備校の月額費用」を尋ねたところ、最も多いのは「3万円以上4万円未満」(18.6%)だった。次いで「2万円以上3万円未満」(17.1%)と続いた。「10万円以上」を支払っている家庭が5%存在する一方で、詳細な費用を把握できず「わからない」と回答した保護者も10%いた。
次に、「現在通っている塾や予備校の年間費用」を聞いたところ、1番多いのは「50万以上60万円未満」が12.1%だった。塾や予備校に年間で100万円以上支払う家庭は10.7%、年間70万円以上支払う家庭は合計で27.1%となり、高額な支出をする家庭が多いことも明らかになった。
最後に、「 現在通っている塾や予備校のサービスに対する費用の満足度」を質問した。その結果、約43%が満足している一方で、不満足または非常に不満足はあわせて約16%だった。高額な教育費に対する保護者の期待と、実際に提供されるサービスとの間にギャップがある傾向がみえたという。