イオレは1月31日、「お子さまの塾・学習環境」に関する調査結果を発表した。調査は2023年12月11日~2024年1月25日、同社運営サービス「らくらく連絡網」をご利用の小学生の子どもを持つ子育て世帯108人を対象に、インターネットで行われた。
「学校外での勉強に関して、活用している習い事やツール」を教えてもらったところ、「学習塾・公文」が最多の38.9%。次いで「参考書やワーク」(26.9%)による自主学習が2位、「学童」(24.1%)が3位となり、これらに関する月額費用は「五千円未満」(41.7%)が4割を占めた。
続いて、塾に通っていると回答した人を対象にさらに詳しく調査を実施した。塾に通う頻度は「週に2日」が最多の50.0%、次いで「週に1日」が31.0%と、週1~2回の通塾が全体の8割程度を占める結果に。塾に通う理由としては「学校の授業だけでは不安だから」が52.4%を占め、塾の授業形態については「集団指導」が最も多く52.4%。次いで「自習・自立学習指導」が28.6%、「個別指導」が14.3%で続き、「オンライン指導」は2.4%にとどまった。
また、現在の塾に決めた決め手を教えてもらったところ、「自宅からの距離や交通の便が良かった」(59.5%)、「子どもが気に入った」(26.2%)が多かった。
次に、転塾を検討しているか否かを聞いたところ、28.6%が「検討している」ことが明らかに。また、およそ10人に1人がすでに転塾を経験しており、転塾の理由を聞くと、「受験に特化した塾に切り替えるため」であり、転塾を検討している方の23.5%は転塾の時期として「中学以降で考えている」ことが明らかに。
また、塾に通っていないと回答した方にその理由を尋ねたところ、「勉強以外の習い事や遊びに時間を使ってほしい」(39.4%)、「まだ通わせる時期ではない」「金銭的に余裕がない」(ともに33.3%)などに票が集まった。