第一クールを終えたDeNA・三浦大輔監督【写真・萩原孝弘】

◆ ニューフェイスも台頭

 DeNAは4日、1日から沖縄市宜野湾で行われている春季キャンプの第一クールを終了。三浦監督が4日間の総括を述べた。まずは選手の動きについて「当たり前ですけども疲れは当然出てくるので。まあその中でもしっかりと、最後まで気を抜くことなく全部できてました」と第一クール最終日の状況を評価。

 4日目で初のブルペン入りを果たした東克樹には「ちょっとメインのほうを見ていたので間に合わなかったですけど」としながらも「あれだけ成績残した翌年ですから、しっかりとブルペンに入れてるってことが何より」とし「これからシーズンに向けて状態も、上げていくので問題ないと思います。まあブルペン入ったことだけで収穫だと思います」と心配なしを強調した。

 またこの日フリーバッティングで8本の柵越えをマークした注目のドラフト1位・度会隆輝にも言及。「今はまず、ここまでやってきたことをそのままやらせています。 初めてのキャンプで、もう疲れがねどんどん溜まってきてると思うんで、まあ、明日はゆっくり休めばいいと思いますし、 怪我なく終われたので良かった」と順調な歩みを見せるゴールデンルーキーに安堵していた。

 またこの4日間で目に止まった選手にドラフト6位ルーキーの井上絢登の名を挙げ「井上はほんとにゲージ中で全てフルスイング。いい振りをしていたな見てましたけどね」とアイランドリーグ出身のスラッガーに期待を込めていた。

 明後日からの第2クールの天気予報が不安だが「そこはそこで、また室内とかで場所は限られますけども、しっかり取り組んでやっていきます」と前を向いた指揮官。ニューフェイスも台頭した第一クール、まずは順調にスタートした。

 写真・文・取材 / 萩原孝弘