トヨタ自動車が2023年11月に発売した「ランドクルーザー70」に早くも「ベッドキット」が登場した。ランクル70に取り付ければ車中泊仕様に早変わりする優れモノだが、特徴は? 販売元のトイファクトリーに「ジャパンキャンピングカーショー2024」で話を聞いた。
どんなベッドキット?
ランクル70は1984年に誕生したトヨタのヘビーデューティーモデル。日本では2004年に販売終了となっていたが、ここへきて再販売が決まり話題となった。
搭載するパワートレインは2.8Lの直噴ディーゼルターボ。最高出力150kW(204PS)、最大トルク500Nmの高い動力性能を持ち、伝統のラダーフレーム構造による悪路走破性は折り紙付きだ。
まだまだ出回っている台数が少なそうで、街中でも見かけないランクル70ではあるのだが、トイファクトリーからは早くも「新型ランドクルーザー70専用ベッドキット」が登場。どんな商品なのか、実物をじっくり見てきた。
専用ベッドキットは大人2人が就寝可能なセミダブルサイズ。荷室にスチール式のフレームを設置し、その上にベッドマットを載せるという構造だ。ベッドとして展開するとき2列目のシートは折りたたんでおく。価格は19.58万円。
マット生地には汚れに強く手入れが簡単な「プレミアムスエード」を使用。ランクル70のユーザー像を考慮しての選択だ。キャンピングカーのシート生地としても人気のトイファクトリー専用ファブリックだという。
トイファクトリーの担当者によると、ベッドキットの納期は1~2カ月とのこと。ランクル70自体の納期はかなり長そうだが、購入が決まっている方は先にベッドキットを用意してみてはいかがだろうか。