お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが1月29日、YouTubeチャンネル『千原ジュニアYouTube』で公開された動画「忙しすぎる新世代の筆頭・ダウ90000蓮見にジュニアが質問攻め!」に出演。ダウ90000の結成秘話に驚く一幕があった。

千原兄弟・千原ジュニア

■ダウ90000結成秘話

今回、ダウ90000の主宰である蓮見翔がゲストとして登場。他メンバーの多くと同じく、日本大学芸術学部の出身の蓮見だが、グループの結成についてジュニアに問われると、「(ダウ90000の)一個前に演劇サークルをもう1人と作って」と切り出しながら、「これがもう、めっちゃめんどくさかったんですけど、来る者拒まずってルールにしたんです。日芸の演劇サークルって尖ってるやつが多くて、『俺らで組んだら俺らでしかやんないよ』って集団がいっぱいあって。僕らは映画学科で、演劇学科が演劇をやる。『映画学科が演劇をやってんじゃねえよ』って結構、馬鹿にされる。だから、悔しかったら全員入れようってなって」と振り返る。

続けて、結果的にサークルは最大で40人規模になったことや、毎月教室でコントライブを開催していたことについて話し、「で、そういうのをやってるうちに、今のメンバーとどんどん仲良くなって」と説明。さらに、「僕が社会人1年目の時がコロナ禍なんです」「就職も何もしてなくてどうしようかなと思ってたんですけど、コンビで漫才もやってたんです。そこの単独をやろうと思ってたんですけど、それがコロナでダメになっちゃって」と回想する。

そして、「そしたら半年ぐらい準備してたんで、卒業してから。何にもしてないぞ、これはよくないってなって」「(サークルの)メンバーも何もしてない状態だった。で、みんなを集めて。その時まだ20人ぐらいいたんですけど、『就職する気ない人だけ残ってください』」「とりあえず全員バイトやめさせるところまでやるんで、そこまではやらしてください(と伝えた)」といい、結果的に現在のメンバーが残ったことを明かすと、ジュニアも「すげえな、それ!」「コロナどうなるか分からん時点でそれを言うてるんやろ? それはすごいな」と驚いた様子だった。

【編集部MEMO】
千原ジュニアは1974年3月30日生まれ。京都府福知山市出身。1989年6月に兄・せいじとお笑いコンビ・千原兄弟を結成し、1994年に「第15回ABCお笑い新人グランプリ」で優秀新人賞、1994年に「第29回上方漫才大賞」で新人賞を受賞した。YouTubeチャンネル『千原ジュニアYouTube』では、ゲストとのトーク動画のほか、ジュニアの旅行の様子などプライベートを覗き見できるコンテンツも人気を集めている。