フジテレビ系バラエティ特番『IPPONがグランプリ』が、きょう3日(21:00~)に放送。チェアマン代理のバカリズムと、本戦初出場のヒコロヒーがコメントを寄せた。
第29回大会となる今回は、大会チェアマンの松本人志の芸能活動休止を受けて、バカリズムがチェアマン代理に。
出場者は、Aブロックが赤羽健壱(サルゴリラ)、川島明(麒麟)、田中卓志(アンガールズ)、堂前透(ロングコートダディ)、ヒコロヒー。Bブロックが秋山竜次(ロバート)、児玉智洋(サルゴリラ)、博多大吉(博多華丸・大吉)、堀内健(ネプチューン)、箕輪はるか(ハリセンボン)。赤羽、児玉、堂前、ヒコロヒーの4人が初出場だ。
また、スーパーサブとして植田紫帆(オダウエダ)が参加。さらに観覧ゲストとして、PORIN(Awesome City Club)、宮世琉弥、八木勇征(FANTASTICS)、矢田亜希子が出演する。
これまでに4回優勝している堀内をはじめ、過去2回優勝の秋山と川島、1回優勝の大吉といった歴代の王者や、第23回大会以来およそ3年半ぶりの出場となる田中、『IPPON女子グランプリ』優勝の箕輪ら、大喜利巧者たちが登場。
初出場組も、『IPPONグランプリ』史上初めてコンビで同じ大会に出場する『キングオブコント2023』王者・サルゴリラの赤羽&児玉。『M-1グランプリ』決勝進出2回、テレビや劇場などさまざまな場所で大喜利力を発揮している堂前。かつてスピンオフ番組『IPPONスカウト』でも好成績を残し、このたび念願の本戦初出場を遂げるヒコロヒーと注目だ。
コメントは、以下の通り。
■バカリズム
――“チェアマン代理”として参加された今回の『IPPONグランプリ』。収録を終えた率直な感想をお聞かせください。
「なんだかもう、ずーっとオロオロしてたと言いますか…とにかく居心地が悪かったです(笑)。チェアマンのブースにいること自体、すごく不思議な感じでしたね」
――今大会の戦いを振り返って、いかがでしたか?
「今回は、決勝に行かなかった方たちも含めて、10人全員、甲乙つけがたくて。ちょっと珍しいんじゃないかっていうくらい、ハイレベルな戦いだったと思います。本来『IPPONグランプリ』って、初出場の方が苦戦することが多いんですよ。お客さんとの温度差が調整できないまま、最後までピントが合わずに終わっちゃった、みたいなこともよくあるんですけど、今回はみんながハマってて、置いてけぼりになる人が1人もいなかった。全員で点を取り合ってたというか。本当に素晴らしい戦いでした」
■ヒコロヒー
――初めての『IPPONグランプリ』はいかがでしたか?
「皆さんに優しくしていただいたな、という感じです。今回は、私を含めて初出場組が多かったので、かなり不安もあったんですね。でもベテランの先輩方が、収録前からやりやすい空気を作ってくださって。さりげなくお気遣いいただいたおかげで、初出場のメンバーも、のびのびやらせていただけたんじゃないかなと。非常にありがたかったですね」
――『IPPONグランプリ』には強い思い入れがあるそうですね。
「私はずっと『IPPONスカウト』に出させてもらってたんです。芸歴1年目で初めて呼んでいただいて、それから7年間くらい、ずっと出場させてもらっていて。その間に一度、決勝戦まで進出したことがあるんですけど、それが今からちょうど10年前だったんですよね。その後、まさか『IPPONグランプリ』の本戦に出られる日が来るとは思っていなかったので…10年やめずに頑張ってきて、本当によかったなと思ってます」
――本番を迎えるにあたって、何か準備したことはありますか?
「ペットボトルを捨てるとき、本体とフタをちゃんと分別するようにしてました。少しでも徳を積んでおこうと思って(笑)」
――では最後に、視聴者の方々へメッセージをお願いします。
「バカリズム先輩がチェアマン代理をされている姿だとか、初出場組が多いことであるとか、ベテランの皆さんの地肩の強さだとか…本当に見どころの多い回だと思います。視聴者の方が気付かないかもしれないような、細かい部分も含めて、芸人さんのすごさが詰まっている番組だと思うので、ぜひご覧ください」
(C)フジテレビ
【編集部MEMO】
松本人志の出演番組ではこのほか、『まつもtoなかい』(フジテレビ)が『だれかtoなかい』に改題し、二宮和也が中居正広とMCタッグを組むことが発表されている。