中華料理チェーン「大阪王将」の西五反田店では、めずらしい"自分だけ"のメニューが注文できるのだとか。どんなシステムで、どんな味わいなのか、大学生がレポートしていきます。
大学生の間で流行っているモノ、これから流行りそうなモノを大学生がリサーチして記事にする「#大学生トレンド」。今回のネタを提供してくれたのは、トレンドウォッチャーの石田瑞樹さんです。
■自分だけのメニューを求めて「大阪王将」へ
今回訪れた大阪王将 西五反田店は、JR「五反田駅」または東急池上線「大崎広小路駅」から徒歩約4分。お昼時を過ぎた14時にもかかわらず、店内はほぼ満席でした。1人で来ているビジネスマンが多いせいかこの時間は、ワイワイというよりも落ち着いた雰囲気。
同店は赤い丸椅子やテーブルが配置されていて、どこか屋台のような雰囲気が漂います。
■タブレットを使用して、いざ注文!
今回は同店限定の『じぶん盛り炒め』をセレクト。うわさのこのメニュー、実は調理ロボットが作ってくれるんです。ですが、ただの調理ロボットとあなどるなかれ! 数ある大阪王将にわずか17名しかいない調理1級を持つ熟練職人の鍋さばきを完全コピーさせた、匠の技を持つロボットなのです。
それでは早速タブレットで注文していきましょう。
この『じぶん盛り炒め』は、アレンジできるのが特徴で、味つけ・肉の種類・野菜の追加や増減など、好みにあわせてカスタマイズがかないます。公式サイトによると、こうした複雑なカスタマイズは、調理ロボットの導入によって実現したのだとか。
商品を選んだ後は、5種類の中から味つけを選びます。さらに、野菜の量(野菜抜きなども可能)、トッピングの追加、肉(鶏・豚・モツ)の種類を順に選択。最後に注文内容を確認したら完了です。
ちなみに、今回は鶏肉を選んでピリ辛な味わいにしたので、勝手に「鶏マーラー醤油野菜炒め」と命名します(笑)!
■ロボットが作った料理の味わいは…?
席からは、”調理ロボット”を見ることができなかったのですが、その味わいはいかに!?
運ばれてきた料理を見ると、人間が作ったものとなんら変わりはありません。マーラー醤油の味つけは少しピリ辛で、これがキャベツや玉ねぎとよく絡み、ごはんが進みます。途中でお酢を投入すれば、マイルドな味わいに変化し、さらにごはんが進む進む。ロボットとは思えない、その味わいにびっくりです。
また今回、鶏肉をチョイスしたことで肉の主張が強くなりすぎず、野菜との調和が楽しめます。コクはありつつも、後味はあっさりとしていて、あっという間に完食!
■まとめ
自分でメニューを選んで味わう野菜炒めは初めてで、選ぶワクワクも体感することができました。
ただ、お肉50gは男子大学生にとって少なく感じたので、次回は増量して注文したいと思います。ちなみに、ごはんセットにすると990円と、ランチとしては少しお高めかもしれません。
ユニークな”カスタマイズ商品”を楽しめる「大阪王将 西五反田店」。調理ロボットが提供するフードはもちろん、職人が作る餃子も用意しています。"新しい食体験"、あなたもぜひ試してみては?
■Information
「大阪王将 西五反田店」
住所:東京都品川区西五反田1-24-4
営業時間:月~土/11:00~22:30(LO.22:00)、日・祝/11:00~21:30(LO.21:00)
定休日:なし
取材・大学生トレンドウォッチャー/石田瑞樹(学窓ラボ) 文・編集/畑山瑞穂