ロングティーでバットを振り込む中日・中田翔

◆ 新天地で4番起用の可能性「その力はある」

 西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏(56)が2日、中日の沖縄・北谷一軍キャンプを訪問。巨人から移籍して来た中田翔内野手(34)の打力に太鼓判を押した。

 3年連続で中日の北谷キャンプに訪れた清原氏。中田と同じく巨人から移籍した来た中島宏之がともに打撃練習を開始すると、ゲージ裏から熱視線を送った。中田は初日に続き打ち始めは右打ちを意識したスイングだったが、力強く振り抜いた28スイング目の大飛球が左翼の防球ネットを直撃。特大の一撃に『アグレスタジアム北谷』に集まった観客から大きな拍手が沸き起こった。

 午後からはロングティーで振り込むなど、精力的に汗を流した中田。練習を見届けた清原氏は「やはり力があるなと思いましたし、2月2日にしてはよくバットが振れているなと感じました」と状態の良さに太鼓判。4番起用については「それは監督が決めること」と前置きした上で、「その力はあると思う」と期待を寄せた。