立浪監督(手前)と談笑しながら中日ナインの練習を見つめる清原和博氏(右)。奥は元木大介氏

◆ 立浪監督就任後3年連続の訪問

 西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏(56)が2日、中日の沖縄・北谷一軍キャンプを訪問。2年連続最下位からの巻き返しを図る立浪和義監督(54)にエールを送った。

 清原氏の中日キャンプ訪問は、立浪監督が就任した2022年から3年連続。午前中は立浪監督と談笑しながら中日ナインの練習を見守り、今季から中日に加入した中島宏之と中田翔が打撃練習を行うとゲージ裏から熱視線を送った。

「立浪監督の表情が、去年、一昨年よりも明るく感じる」と清原氏。「中田選手と中島選手が入ったことでノックを見てても元気がありましたし、勝負ごとは紙一重。2年間、苦しんだチームとは思えない。今年は期待できるチームだなと思った」と話した。

 PL学園高の後輩にあたる立浪監督は「毎年来ていただいてありがたく思っていますし、野球の話をさせていただいて、有意義な時間を過ごさせていただきました」と先輩の激励に感謝。「チームも少しずつ変わってきて、戦えるチームになってきた。今年はしっかり勝負をかけたいなと思います」と意気込んだ。

(取材・文=上村祐作)