休日ともなると、観光客でいつも溢れかえっている江ノ島電鉄・江ノ島駅。
ほとんどの人はそこから江の島に向かって、賑わう商店街を歩き始めるのですが、逆に方向をとり、広い国道467号に沿って3分ほど歩いていきます。すると、入り口に「CAFE KATASE」の案内プレートが立っているビルがあります。
エレベーターで5階まで行くと、いきなり白を基調としたスタイリッシュな空間が広がります。
店内には、中央のランドリースペースを挟んで、カフェスペースが2ヵ所。
どちらのカフェスペースも大きな窓から光が差し込み、明るくて眺望が抜群ですが、私は江の島や鎌倉の海が見える方の席に座ることにしました。
まず頼んだドリンクは、とても珍しい「ハチの巣ラテ¥650(税込み)」。
たっぷりと蜜をまとったハチの巣が添えてあり、ラテに溶かしながら飲むと、濃厚なハチミツの風味が広がります。
ハチミツラテなら、わりとどこのカフェにもありますが、ここでしか飲めないものを探し求めて、行きついたのがハチの巣を使うことだったのだそうです。
そのほかのおすすめドリンクは、厳選したコーヒー豆を使った「レギュラーコーヒー¥480(税込み)」。ホットの場合のみ、深煎りと中浅煎りを選べるとのことです。
提供しているスイーツやフードは、季節ごとに変わるようですが、今のいち押しが「あんバターベーグル¥500(税込み)」。
藤沢で大正時代から営業している平野製餡所から、こだわりの餡子を仕入れて作っています。
これはプレーンな餡子ですが、ときにはフランボワーズ、栗、サツマイモなどの変わり種の餡子を使うこともあるそうです。
また、自家製のシフォンケーキも人気です。
写真の「苺のシフォンケーキ¥600(税込み)」のほか、「モンブランのシフォンケーキ¥700(税込み)」もあります。
試行錯誤の末に、完成したシフォンケーキとのことで、ふわふわとしたスポンジは卵の味が引き立っていて、とても上品な味です。
クラフトビールも充実しています。江の島といえば、海とビールのイメージなので、季節ごとにに厳選したフラフトビールを用意しているとのことです。
この日置いてあったのは、3種類。ビールに合うつまみとして考案した「グリッシーニの生ハム巻き¥350(税込み)」とともに、オーダーする人が多いようです。
夏にはかき氷も提供してくれます。
去年の夏に大人気だったのが、桃を丸ごと一個のせたかき氷。今年の夏はどんなかき氷にするか考え中だそうですが、またこの桃がのっているのを食べてみたいところです。
ランドリーが目的で、その間にカフェを利用する人は2~3割。それ以外は、カフェ目当てで来店するお客さんが多いとのこと。
WI-FIとコンセントも完備されているので、時間があるときや、江の島観光に疲れてほっと一息つきたいときには、海や江ノ電を眺めながら、ここでゆったりとした時間を過ごしてはいかがでしょう。
店舗情報
【CAFE KATASE】
■住所:〒251-0035 神奈川県藤沢市片瀬海岸1-8-18 5F
■営業日:土曜・日曜・祝日(平日はお休みになります)
■営業時間:11:00~17:30