日本旅行のメディアトラベルセンター鉄道・バス企画デスクは1日、秩父鉄道と共同で、秩父鉄道「初SL終夜運転」によるツアー「SL終夜運転 C58&12系夜行急行『第51三峰号』熊谷行」(3月16日発)を企画したと発表した。
「三峰号」企画は2018年12月に第1回が開催され、往時の座席客車夜行急行を再現し、幅広い年代層に寝台列車とは違う座席夜行列車の魅力を伝えてきたという。今回、秩父鉄道で初というSL終夜運転を実現。往年のSL夜行列車を再現し、蒸気機関車C58形が夜通しブラスト音を響かせ、12系客車を牽引するSL夜行列車の旅を提供する。
折返しの三峰口駅では、1番線に入線して2番線側から編成写真を撮影できるように運用。例年よりも撮影時間を拡大し、夜間のSL入換や給水を見学できるほか、転車台による夜間の方向転換も行われる。これにより、列車は往復ともに単機正方向牽引が可能となる。他にもヘッドマーク装着・列車チャイム放送・深夜減光・硬券発行等のイベントを予定。好評企画の夜鳴きそば販売も実施する。
3月16日は熊谷駅を22時58分に発車し、寄居駅23時37分着・23時52分発で車中泊。3月17日は長瀞駅0時18分着・0時28分発、秩父駅0時57分着・1時12分発、三峰口1時52分着となる。三峰口駅に到着した後、撮影会と入換・転車台方向転換、夜鳴きそば販売を実施。撮影会など終了後、三峰口駅3時35分発、長瀞駅4時38分着・4時45分発、寄居駅5時9分着・5時18分発、熊谷駅5時56分着となる。
申込みは「日本旅行メディアトラベルセンター」サイトの「鉄道・バス企画デスク」専用予約サイトにて、2月6日15時から受け付ける。旅行代金は、1名1席プラン1万8,000円、2席専有プラン2万8,000円、1ボックス占有プラン5万5,000円となっている。