ヤマハは、オンラインでのマルチプレイやゲームプレイ動画の配信者向けのゲームストリーミングオーディオミキサー「ZG02」の販売を開始した。希望小売価格は23,100円。
「ZG02」は「スクワッドとのコミュニケーション」に最適化されたゲームストリーミングミキサー。プレイヤー自身が欲しい音、チームメイトに届けたい音、オーディエンスに届けたい音を簡単な操作でコントロールできる。「プレイヤー自身のボイス」「スクワッドのボイス」「ゲームの音声」は、3つのノブで直感的な制御が行える。また、3種類のエフェクトを瞬時に起動できるプリセットボタンを装備し、「プレイヤー自身のボイス」に対するエフェクト、「ゲームの音声」に対するエフェクト、配信を盛り上げる「効果音」を利用できる。自身の声をもっとクリアな音質で届けたい、ゲーム中の音声を聞き取りやすくしたいなど、スクワッドとのコミュニケーションや、ゲームを有利に進めるためのエフェクトの作成、設定が可能。さらに、ヤマハが用意している音声のプリセットから、自分が必要なエフェクトを設定することもできる。コンボジャックと3.5mmミニ端子によるマイク接続をサポートし、ヘッドセット、コンデンサーマイクといった機材をベースに最適なマイクのゲインレベルを3段階で設定しているので、難しい音量調整の必要がない。長時間のヘッドホンリスニングに疲れた場合には、ワンタッチでスピーカー接続への変更もできる。
W162×H61×D113mm、0.6kgと、個人ユース向けの一般的なミキサーと比べてもコンパクトなサイズを実現し、デスクの上を圧迫せず設置が行える。USB Type-CでPCと接続、もしくはゲーム機・電源(市販のアダプターを使用)に接続すればすぐに使用でき、ゲーマーだけでなく、これから活動を検討したいストリーマーにも向けたモデルとなっている。
既発モデル「ZG01」と同じく、本体からだけでなく、専用アプリケーション「ZG Controller」を使って音量や各種エフェクトの設定を細かく編集できる。また、本モデルから追加された「リンク機能」をオンにすれば、配信中の音量をリアルタイムに調整することが、「ZG Controller」上ではなく「ZG02」のツマミを使っての操作で可能となる。さらに「STREAM DECK(Elgato製)」との互換性も追加されている。
本体のほか、USB2.0 ケーブル(1.5m、USB-A to USB-C)などが付属する。