au、「Galaxy S23」シリーズの廉価版モデル「Galaxy S23 FE」2月9日発売 - 実質負担30,900円より

auは2月9日より、サムスン電子製5Gスマートフォン「Galaxy S23 FE」の販売を開始する。「Galaxy S」シリーズの廉価版にあたる「FE」モデルのスマートフォンが国内導入されるのは初めてで、今回はauでの独占販売となる。

Galaxy S23 FE

「FE」シリーズは、サムスン電子がフラッグシップモデルで提供している性能・デザインなどのコアバリューを、手が届きやすい価格帯で提供するために開発したというモデル。サムスン電子では、毎年春にフラッグシップモデルの「Galaxy S」シリーズの新製品を発表しており、その約半年後に廉価版にあたる「FE」シリーズを投入することが多い。

「Galaxy S23」シリーズにおいても、2023年2月に「Galaxy S23／S23＋／S23 Ultra」がグローバル発表された後、2023年10月に「Galaxy S23 FE」を発表していた。今回auから発売されるのがこの「Galaxy S23 FE」だ。

auでの機種代金は88,000円。これにau Online Shopお得割が適用され、他社／povo2.0／UQ mobileからの移行の場合は22,000円引きの66,000円、新規契約の場合は11,000円引きの77,000円で購入できる。また機種変更およびpovo1.0からの移行についても、3月31日までは5G機種変更おトク割が適用され、やはり11,000円引きの77,000円で購入可能だ。

また、いずれのケースでもスマホトクするプログラムを利用でき、同プログラムを利用して13〜25カ月目に端末を返却すると24回分割払の最終回分35,100円の支払いが不要となる。プログラム利用時の実質負担額は、他社／povo2.0／UQ mobileからの移行の場合で30,900円、新規契約／機種変更／povo1.0からの移行の場合で41,900円となる（機種変更／povo1.0については3月31日までに購入の場合）。

「Galaxy S23」シリーズがプロセッサとしてSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxyを搭載していたのに対し、au版「Galaxy S23 FE」はSnapdragon Gen 1を搭載。画面サイズは約6.4インチで、「Galaxy S23」（約6.1インチ）と「Galaxy S23＋」（約6.6インチ）の中間のサイズになる。

カメラは超広角約1,200万画素＋広角約5,000万画素＋望遠約800万画素の三眼構成で、光学3倍ズームを搭載。手のひらシャッター、ポートレートを漏れるフェイス機能、暗所でも鮮やかな色彩で撮影できるナイトグラフィー、写り込んでしまったモノ／影／反射などをワンタップで消去するオブジェクト消去機能などはフラッグシップモデル譲りのものを搭載し、美しい写真を気軽に撮影できる。

メインカメラは約5,000万画素
低光量下でも美しく撮れるナイトポートレート

バッテリーは4,500mAhで、25Wの充電アダプターにより30分で約50％まで充電できる急速充電に対応し、ワイヤレス充電も利用可能。ワイヤレスバッテリー共有機能で他のスマートフォンやワイヤレスイヤホン／スマートウォッチなどのデバイスを充電することもできる。

ソフトウェア面の機能としては、写真からのテキスト抽出、スクリーンショットのURL付き保存などを搭載。社会人は仕事に、学生には勉強に活用できる。画像や動画その他のファイルを共有するクイック共有機能は、他のGalaxyデバイスへ簡単に送信できるほか、Galaxy以外のデバイスにはQRコードで、その場にいない相手にはリンク送信で、簡単に共有することが可能だ。

カラーはミント／クリーム／グラファイトのナチュラルカラー3色を用意。アルミニウムフレームと全面・背面のGorilla Glassで頑丈さを確保、IP68の防水・防塵機能も備えており、Felicaにも対応する。OSはAndroid 14で、無線LANはWi-Fi 6E対応。