のと鉄道とJR西日本金沢支社は31日、のと鉄道七尾線(和倉温泉~穴水間)の今後の運転計画について発表した。能登中島駅までの区間は2月15日に運転再開予定。能登中島~穴水間はおおむね4月中の運転再開をめざし、復旧工事を進めるとしている。
のと鉄道七尾線は「令和6年能登半島地震」で大きな被害を受け、現在は全区間で運転を見合わせている。1月19日の時点で、JR西日本(第三種鉄道事業者 : 鉄道線路を敷設し、第二種鉄道事業に使用させる事業者)が復旧工事計画を策定して速やかに施工を進めるとともに、のと鉄道(第二種鉄道事業者 : 他者が所有する線路を使って旅客営業を行う事業者)とJR西日本が密接に連携し、当面は七尾~能登中島間の運転再開(おおむね2月中旬)をめざして復旧工事を進めるとしていた。
現在の運転見合わせ区間のうち、七尾~能登中島間(七尾~和倉温泉間はJR七尾線)は2月15日から列車の運転を再開できる予定に。同区間の具体的な運行計画は決まり次第、改めて発表する。
残る能登中島~穴水間も、おおむね4月中の運転再開をめざし、復旧工事を進めることとなった。引き続き両社で連携し、関係機関とも調整しつつ、1日も早い運転再開をめざすとしている。