リクルートが運営する「ホットペッパーグルメ外食総研」は1月29日、「0次会」の経験に関する調査結果を発表した。調査は2023年12月1日~11日、20~69歳の男女9,835名(首都圏5,047名、関西圏2,599名、東海圏2,189名)を対象にWebで行われた。
「0次会」とは、1次会(飲み会)の前に別のお店で、一人や参加者の一部で軽く飲んだり食べたりすること。
2017年3月以降における「0次会」の参加経験について聞いたところ、22.8%が「0次会をしたことがある」と回答。性年代別では、30代男性で最も高く29.0%の経験率だったが、時期別(次ページ参照)で「コロナ禍後(2023年5月~現在)」に限ると20代男性が19.1%と最多。また、圏域別では、首都圏が24.8%に対して、関西圏は21.0%、東海圏では18.4%と、圏域による差が目立つ結果となった。
続いて、「0次会」を実施した理由や目的を聞いたところ、「時間の余裕があった」(68.7%)がダントツに多く、次いで「早く飲み始めたかった」(33.3%)、「1次会の前に特に親しい人との会話を楽しみたかった」(26.5%)と続き、あまり計画的ではないよう。
性年代別では、30~50代男性は「早く飲み始めたかった」、20・30代女性は「1次会の前に特に親しい人との会話を楽しみたかった」の割合が他の性年代に比べて高いことがわかった。
次に、「0次会」の予算を教えてもらったところ、「2,000~2,500円未満」(21.6%)、「1,000~1,500円未満」(20.3%)が多く、平均で2,403円という結果に。特に60代男性で高く3,208円、次いで同女性が3,163円と続き、一方、20・30代女性は順に1,978円、1,925円と2,000円を下回った。