エプソン販売は1月30日、月々一定金額でプリンターが利用できるサブスクリプションサービス「ReadyPrint」の有料テストマーケティングのモニターを募集すると発表した。モニター募集は1月30日から5月13日にかけて4回行う。

  • 月額でプリンターが借りられるサブスクリプションサービス「ReadyPrint」の家庭向けプランで提供されるA4対応インクジェット複合機「EW-M634T」

「ReadyPrint」は、月額でプリンターが借りられるサブスクリプションサービス。今回のモニター募集では、顧客のプリント利用状況の把握と、インターネット経由でのインタビュー調査やアンケート調査により、サービスの受容性と運用実現性を検証する。

有料テストマーケティングの契約プランは、家庭向けとビジネス向けに分かれており、初期費用の有無などで6プランを用意する。家庭向けプランの場合はA4対応複合機「EW-M634T」が、ビジネスプランの場合はA3ノビ対応複合機「EW-M5610FT」が貸し出される。どちらもエコタンク搭載モデル。契約プランの詳細は以下の通り。

  • ビジネスプランで提供されるA3ノビ対応複合機「EW-M5610FT」

■テストマーケティング契約プラン
用途 商品名 最低契約期間 最大契約期間 月間上限印刷枚数 契約プラン 初期費用 月額利用料
家庭向け EW-M634T 1年 2年 50枚 初期費用あり 3,000円 800円
家庭向け EW-M634T 1年 2年 50枚 初期費用なし 無料 1,100円
家庭向け EW-M634T 1年 2年 300枚 初期費用あり 5,000円 1,700円
家庭向け EW-M634T 1年 2年 300枚 初期費用なし 無料 2,200円
ビジネス向け EW-M5610FT 1年 2年 500枚 初期費用あり 10,000円 2,300円
ビジネス向け EW-M5610FT 1年 2年 500枚 初期費用なし 無料 3,300円

プリンターの貸し出し以外にも、インターネット経由でインク使用量を検知してインクがなくなる前に補充用インクを配送するサービスを実施。プリンター本体に不具合が生じた場合は、新しいプリンターへ無償で交換してくれる。これらのサービスにより、インク切れを気にすることなく、修理の手間やコストも削減可能だ。それまで使っていたプリンターの買い取りサービスも行う。

モニターの募集は4回に分けて実施。募集期間は1回目が1月30日~2月12日、2回目が3月1日~3月11日、3回目が3月22日~4月8日、4回目が4月30日~5月13日となっている。募集人数は各回100名ずつで、応募者が多い場合は抽選で決まる。謝礼として、契約成立日から1年間経過し、インタビューもしくはアンケート調査に1回以上回答した人に5,000円分のギフトカードを進呈する。