ヤクルト・石川雅規 (C) Kyodo News

 数年前まで昭和生まれのプロ野球選手が多かった中で、平成元年生まれのプロ野球選手が今季は35歳を迎えるシーズン、“昭和生まれのプロ野球選手”が徐々に少なくなっている。阪神は昭和生まれの選手が昨季から誰もいない。

 そんな中で、昭和生まれのプロ野球選手を見ていくと今季は35人、日本人メジャーリーガーのダルビッシュ有、前田健太を含めると37人。球団別では中日、ロッテが最多の5人、ヤクルト、オリックス、西武が4人、広島、巨人が3人、DeNA、ソフトバンク、楽天が2人、日本ハムが1人となっている。

 昭和生まれのプロ野球選手が最も多かった中日とロッテを見ていくと、中日は今季から加入する中島宏之が昭和57年生まれで今季42歳を迎える年齢で、昭和60年生まれの大島洋平、昭和61年生まれの涌井秀章、昭和62年生まれの祖父江大輔、昭和63年生まれの大野雄大となっている。

 ロッテは昭和60年生まれの荻野貴司がチーム最年長で、昭和61年生まれの美馬学、昭和62年生まれの角中勝也、昭和63年生まれに澤村拓一、石川歩がいる。

 昭和生まれで言えば、昨季は宮崎敏郎がセ・リーグ首位打者、パ・リーグでは柳田悠岐が最多安打に輝いた。年齢でプレーするわけではないが、少なくなった昭和生まれのプロ野球選手たちには、1年でも長くプレーしてほしいところだ。

▼昭和生まれのプロ野球選手

石川雅規(ヤクルト)昭和55年1月22日生

和田 毅(ソフトバンク)昭和56年2月21日生

青木宣親(ヤクルト)昭和57年1月5日生

中島宏之(中日)昭和57年7月31日生

比嘉幹貴(オリックス)昭和57年12月7日生

中村剛也(西武)昭和58年8月15日生

栗山 巧(西武)昭和58年9月3日生

平野佳寿(オリックス)昭和59年3月8日生

岸 孝之(楽天)昭和59年12月4日生

長野久義(巨人)昭和59年12月6日生

宮西尚生(日本ハム)昭和60年6月2日生

松山竜平(広島)昭和60年9月18日生

荻野貴司(ロッテ)昭和60年10月21日生

大島洋平(中日)昭和60年11月9日生

涌井秀章(中日)昭和61年6月21日生

ダルビッシュ有(パドレス)昭和61年8月16日生

美馬 学(ロッテ)昭和61年9月19日生

角中勝也(ロッテ)昭和62年5月25日生

炭谷銀仁朗(西武)昭和62年7月19日生

祖父江大輔(中日)昭和62年8月11日生

川端慎吾(ヤクルト)昭和62年10月16日生

大 和(DeNA)昭和62年11月5日生

安達了一(オリックス)昭和63年1月7日生

T-岡田(オリックス)昭和63年2月9日生

澤村拓一(ロッテ)昭和63年4月3日生

前田健太(タイガース)昭和63年4月11日生

石川 歩(ロッテ)昭和63年4月11日生

會澤 翼(広島)昭和63年4月13日生

秋山翔吾(広島)昭和63年4月16日生

増田達至(西武)昭和63年4月23日生

梶谷隆幸(巨人)昭和63年8月28日生

石山泰稚(ヤクルト)昭和63年9月1日生

大野雄大(中日)昭和63年9月26日生

柳田悠岐(ソフトバンク)昭和63年10月9日生

田中将大(楽天)昭和63年11月1日生

宮崎敏郎(DeNA)昭和63年12月12日生

坂本勇人(巨人)昭和63年12月14日生